転生したら秋葉原だった
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RELATION人物相関図
人物8
コハル
人物存命秋葉原第七層中央通りの朝番メイド。白黒の衣装と小さなリボンを身につけ、朝カフェ投影の呼び込みをしている。第16話で、前世由来の服のまま歩くクオをファンタジーのコスプレと勘違いして声をかけた。
別名: メイドの少女 / 中央通り朝番メイド
ナギサ
人物存命秋葉原第七層行政支援サテライトの行政支援人格。第15話では、ルミナの歌唱停止が侵蝕経路を避けるための解除未判定の安全停止だと説明し、クオに保護付き仮登録者向けの衣類・靴・簡易端末・食事支援を案内した。
別名: 行政支援人格ナギサ
関係
変遷
- 第6話で初登場。主人公を物ではなく保護対象として扱うことを明言した。
- 第8話で深層記録の開示と終了判断に関与した。
- 第12話で、保守用触診端子の存在を開示し、返響視を仮称として記録した。
ミトラ
人物存命第七層共同食堂・アキバ炊事場の夜番。短い黒髪で、白い上着と道具帯を身につける。第16話では、朝に戻ってきたクオへ作業飯を出し、公共支援装備より古く実用的な外縁作業員用装備の存在を教えた。クオに朝の片付けを手伝わせた後、再整備倉庫へ案内する。
別名: 炊事場の夜番 / 店員
関係
- ← 主人公 — 出会った[友好](支援食堂でミトラと出会い、支援食を提供される。ミトラから仮に『隊長さん』と呼ばれる。)
変遷
- 第4話で初登場。主人公に支援食のラーメンを出し、箸の使い方を教える。最近増えている小さな通信異常について言及した。
主人公
人物存命剣と魔法の世界から西暦2300年の秋葉原第七層へ転生した魔法剣士。仮登録名はクオ。第16話ではアキバ炊事場へ戻って朝食を取り、ミトラに労務で生活装備の借りを返せるか相談した。朝の片付けを手伝った後、再整備倉庫へ向かう途中でコハルにファンタジーのコスプレと勘違いされ、秋葉原に残るメイド文化と模造剣の店を知る。剣が売っていると喜んだが、実戦用ではない観賞用模造品だと知って落胆した。
別名: クオ / 魔法剣士 / 隊長 / 転生者 / 保護付き仮登録者
関係
- ← ナギサ — クオを行政支援する[親密](第14話では、ナギサは研究倫理記録の即時閲覧を避ける判断を支え、休息室で今日の情報を整理した。)
- → ミトラ — 出会った[友好](支援食堂でミトラと出会い、支援食を提供される。ミトラから仮に『隊長さん』と呼ばれる。)
- → 呼び返し信号 — 再判定する(クオは前世の黒い歯車状異物を使い、返声が推論か記憶かをさらに試した。)
- → 機械生命体 — 敵として理解を深める[敵対](第34話でクオは、機械生命体が月面基地・軌道上拠点・衛星群を侵攻入口にし、認証系と生命維持系を撹乱して人間を救助対象から外す恐怖を理解した。これにより、機械生命体への敵意と怒りをさらに深めた。)
- → 歩行者支援案内端末 — 案内・安全管理する[友好](第14話では、案内端末は研究倫理記録の即時閲覧に反対し、休息室で安全管理を行った。)
- → 秋葉原第七層 — arrives_at
- → 秋葉原第七層・短期滞在区画の休息室 — rests_at[友好]
- → 返響視 — 獲得する[親密](第37話でクオは返響視を異常感知だけでなく、対象の構造・力流・動作目的・最適な操作順序を理解する能力として発展させ、現行外縁作業装備の標準制御を上回る個別最適化を導いた。)
- → 魔力様反応 — 反応を示す(主人公の生体情報に、既存分類にない微弱な連続反応があり、魔力様反応が参照された。)
- ← 女神 — guide_of
- ← 幻影の歌姫 — クオを支える[親密](第14話では、ルミナは同じ休息室で低負荷待機し、クオが眠るまでそばにいる。)
変遷
- 女神と対話したのち、西暦2300年の秋葉原第七層へ転生する。
- 第2話で光る看板を目印に入層ゲートへ向かい、例外処理による臨時滞在許可で秋葉原第七層内部へ入った。機械生命体の戦史展示の存在を知り、敵の名を改めて意識する。
- 第3話で中央通りへ引き返し、幻影の歌姫《ルミナ》と対話した。歌を祈りとして受け止め、通信干渉時には反射的にルミナの前へ出た。
- 第4話で支援食堂へ行き、ミトラから支援食のラーメンを受け取った。箸に苦戦しながらも食事の温かさを知り、飯の借りを返す意思を示す。
- 第5話でルミナから通信干渉の詳細を聞き、情報の流れと魔力の流れの類似を指摘した。
- 第6話で仮登録名として『クオ』を申告し、未登録の来訪者から保護付き仮登録者へ状態が変わった。
- 第8話で深層記録とオルフェウス・プロトコルの事故を知り、自分の世界にも同種の針が刺さっていた可能性を考える。旧線路下保存層から『クオ』と呼び返された。
- 第10話で、前世の合言葉を最後まで言わず、返してはいけない沈黙を使って相互記憶判定を試した。ミトラの名を混ぜた偽記憶質問にも返声は前世記憶と現世記録を混同しなかったが、クオは味方とは断定しなかった。
- 第11話で、前世の黒い歯車状異物について偽前提質問を行い、返声の警告意図と伝達経路の危険を分けて考える方針に至った。
- 第12話で、保守用触診端子に触れて非聴覚的な返声判別感覚『返響視』を得た。
- 第16話で、クオはミトラの紹介で再整備倉庫へ向かう途中、コハルや模造剣ショップを通じて秋葉原サブカルの残存を知った。
女神
人物不明幻影の歌姫
人物存命秋葉原第七層中央通りの公共慰撫投影人格。通称ルミナ。第16話では歌唱同期停止を継続したまま、クオに同行。アキバ炊事場では歌わずに返却台や通路の案内を行い、無声の慰撫投影でも人の流れを整えられることを示した。
別名: ルミナ / 公共慰撫投影人格 / 光の歌姫
関係
変遷
- 第2話で主人公が第七層内部に入った直後、中央通りの定時投影ライブとして目撃した。
- 第3話で主人公と直接対話した。主人公の発話ログや歌への反応から市民圏外・地球外の可能性を推測し、敵かどうかを問う。通信干渉で一瞬投影が乱れる。
- 第4話で主人公と食堂まで同行。支援制度を説明し、通信異常については未確定情報として発言を抑える。
- 第5話で、通信干渉の仕組みや危険性を説明し、職務遂行上『不快』であると述べた。
- 第8話で、ルミナの歌が危険でも必要だから残されたものだと語られる。
- 第10話で、返声から『歌を連れてくるな』と示され、自分の歌唱機能が危険視または標的化されている可能性を知った。それでもクオの手を離さず、歌わずにここにいると告げた。
- 第11話で、歌唱機能が危険導線か対抗手段か未判定のまま、クオに手を握り返された。
- 第16話で、ルミナは歌わずに食堂の朝の混雑を支援し、歌以外の慰撫の可能性を示した。
歩行者支援案内端末
人物存命秋葉原第七層の歩行者支援端末。第15話では、ルミナの歌唱同期停止を継続しつつ、クオの現在の衣服が二三〇〇年代の都市活動や認証補助に対応していないと指摘した。衣類支援、簡易端末貸与、朝食、衛生処理、移動権限確認を推奨した。
別名: 案内端末 / AKB七—一一三八
関係
変遷
- 第2話で初登場。主人公を異常発言の未登録者として扱うが、敵意はなく、第七層内部で案内を始めた。
- 第3話でルミナとの会話に同席。主人公の発話ログを共有し、軽度通信干渉を検出した。
- 第4話で主人公をアキバ炊事場へ案内し、食事中も警告や記録を行う。
- 第5話で、未登録状態の主人公を保護対象として扱うために登録を勧めた。
- 第8話で、クオの主観的違和感を完全には退けない判断を示した。同行端末であり所持品ではない。
- 第10話で、返声の各応答について推論可能性を指摘し続け、危険性は変わらないと釘を刺した。
黒炎の将軍
人物不明場所15
ファンタジーアニメ・レプリカショップ
場所秋葉原第七層中央通り付近にある、ファンタジー作品の剣や装備を模したグッズを扱う店。第16話では、コハルがクオに紹介し、クオが本物の剣と勘違いして反応した。
別名: 模造剣の店 / レプリカショップ
変遷
- 第16話で初登場。クオに、秋葉原には戦う剣ではなく物語の剣が残っていることを示した。
中央通り
場所秋葉原第七層の中心的な通り。定時投影ライブが行われ、店や観客が集まる。明るく賑やかだが、北太平洋防衛線の発表や警戒レベルが日常的に流れる、戦争の中の生活空間。
別名: 第七層中央通り
関係
- ← 幻影の歌姫 — 投影される(ルミナは中央通りの定時投影ライブとして巨大投影され、後に通り端の投影柱上に小型投影として現れた。)
人類防衛史アーカイブ
場所秋葉原第七層西側区画の戦史展示施設。第8話では通常展示の奥にある深層記録を開示し、旧秋葉原地下・都市網実験区画で行われたオルフェウス・プロトコルの事故記録を示した。展示系統は行政支援サテライトの通常照会には応答しない旧線路下保存層から、深層記録照会にのみ反応する呼び返し信号を受け取る。
別名: 対機械生命体戦史展示 / 第七展示区 / 戦史展示
関係
- → 人類防衛兵器体系 — 展示する(第七展示区は、人類が用いた防衛兵器体系と、それが認証侵食で機能不全へ追い込まれる過程を展示した。)
- → 機械生命体 — 展示する(人類防衛史アーカイブ第七展示区は、機械生命体による初期侵攻と大陸喪失の経緯を展示している。)
- → 深層記録 — 深層記録を含む(人類防衛史アーカイブの通常展示ではなく、奥に閉じられていた深層記録が開示された。)
- ← 旧線路下保存層 — 特定照会にのみ反応(旧線路下保存層は行政支援サテライトの通常照会には応答せず、人類防衛史アーカイブの深層記録照会にのみ反応した。)
- ← 秋葉原第七層 — 含む(秋葉原第七層西側区画に、人類防衛史アーカイブの対機械生命体戦史展示がある。)
変遷
- 第2話で案内端末の説明と看板により存在が示された。主人公は機械生命体の名に反応し、この展示へ向かう意思を示す。
- 第8話で深層記録を開示し、旧線路下保存層からの呼び返し信号を検出した。
入層ゲート
場所秋葉原第七層へ入るための入口設備。市民権、滞在許可、作業区画通行可否などを自動認証する。クオには種別不明の臨時滞在許可が発行された。秋葉原第七層の入口施設である。
別名: 第七層ゲート / 関所 / 入層用の光門 / 入口設備
関係
- ← 秋葉原第七層 — 含む(秋葉原第七層の入口として入層ゲートが存在する。)
再整備倉庫
場所アキバ炊事場の近くにある、古い部材や外縁作業員用装備を再整備して保管する倉庫。第16話では、ミトラがクオをここへ案内し、古い作業服と靴を探すことになった。
別名: 隣の再整備倉庫 / 旧式装備の倉庫
北太平洋防衛線
場所西暦2300年の地球で言及された防衛線。第3話ではルミナが『大規模交戦の公式発表はない』と広報し、中央通りの市民たちが安堵した。
変遷
- 第3話で初言及。ルミナの定時慰撫投影終了時に公式発表が流れ、戦争が日常に食い込んでいることを示した。
日本
場所旧秋葉原地下・都市網実験区画
場所二一九〇年代の旧秋葉原地下に存在した都市網実験区画。オルフェウス・プロトコルの深層記録に登場し、侵食波形の再現、都市網隔離、被験者群の同期歌唱、祈祷語・民謡・個人名呼称の投入実験が行われた。
別名: 都市網実験区画 / 旧秋葉原地下
関係
- ← オルフェウス・プロトコル — 実施場所(オルフェウス・プロトコルは旧秋葉原地下・都市網実験区画で行われた。)
変遷
- 第8話で、オルフェウス・プロトコルの実施場所として示された。
旧線路下保存層
場所旧秋葉原駅周辺の鉄道高架遺構に連なる保存層。第14話では、第三退避記録庫から出た後、廃墟ではなく古い駅構造を清潔に管理した保存施設として描かれた。かつての案内板や駅名標、透明材で覆われたレールが残り、未来都市の一部として過去が保存されている。
別名: 旧線路下 / 保存層
関係
変遷
- 第6話終盤で表示に出た。次の調査対象候補の一つ。
- 第8話で呼び返し信号の発信源として浮上した。
- 第10話で、クオの相互記憶判定に対する応答源として再び反応し、『歌を連れてくるな』という新たな警告または誘導を示した。
旧電子部品市
場所秋葉原第七層の中央通りから外れた市場区域。部品、基板、線材などが並び、職人の気配が残る場所。第4話ではその一部で通信遅延が発生していると表示された。
別名: 旧部品市
関係
- → 一部通信遅延 — 影響を受ける(東側旧部品市では一部通信遅延が発生していると店内表示に出た。)
- ← 第七層共同食堂・アキバ炊事場 — 所在(アキバ炊事場は中央通りから二本奥、旧部品市側にある。)
変遷
- 第4話で支援食堂へ向かう道中に描写された。中央通りよりも職人や部品市場の気配が強い。
秋葉原第七層
場所西暦2300年の日本・東京湾岸防衛圏に属する多層都市区域。第14話では、第三退避記録庫や旧線路下保存層の重さと対比され、外へ戻ると生活と商業が維持された明るい未来都市であることが明確になった。敵の直接侵攻を受けておらず、防衛圏内の日常が続いている。
別名: 秋葉原第七層・中央保全区画 / 中央保全区画 / 防衛された秋葉原
関係
- ← 主人公 — arrives_at
- ← 日本 — contains
- ← 旧線路下保存層 — located_in
- → 人類防衛史アーカイブ — 含む(秋葉原第七層西側区画に、人類防衛史アーカイブの対機械生命体戦史展示がある。)
- → 入層ゲート — 含む(秋葉原第七層の入口として入層ゲートが存在する。)
- → 秋葉原第七層・短期滞在区画の休息室 — 含む(秋葉原第七層には、第14話でクオが案内された短期滞在区画の休息室がある。)
変遷
- 主人公が転生後に目覚め、第一話のラストで困惑する場所。
- 第2話で主人公が入層ゲートを通過し、内部の商業区画、定時投影ライブ、対機械生命体戦史展示の存在を知った。
- 第14話で、第三退避記録庫から出たクオが秋葉原の明るい生活空間を見て、ここが侵略された都市ではなくまだ守られている都市だと再確認した。
秋葉原第七層・短期滞在区画の休息室
場所第七層共同食堂・アキバ炊事場
場所秋葉原第七層、旧部品市側にある共同食堂。臨時滞在者支援に対応し、合成食材・天然出汁・旧式調理を併用する。未登録者や避難者、記録外市民にも食事を提供し、後日の労働や納付で相殺できる。
別名: アキバ炊事場 / 支援食堂
関係
- → 旧電子部品市 — 所在(アキバ炊事場は中央通りから二本奥、旧部品市側にある。)
変遷
- 第4話の主舞台。主人公が初めてこの世界の食事を口にし、中央通りと旧部品市の小さな通信異常について知る。
第三退避記録庫
場所旧線路下保存層にある、返声事故関連の高再現ログや保全記録を退避した記録庫。第14話では、クオが研究倫理記録を開こうとしたが、転生初日にこれ以上踏み込むのは重すぎると判断して離脱した。研究倫理記録は封印ではなく、次に読むべき時まで置き直された。
別名: 第三退避記録庫 / 記録庫 / 旧線路下保存層第三退避記録庫
関係
変遷
- クオが緊急保全補助として降下し、ここが敵の侵入口ではなく危険な実験再現ログを封じた防衛記録の場所だと理解した。
行政支援窓口
場所秋葉原第七層の高架下付近にある行政支援窓口。未登録者、臨時滞在者、避難者、記録不一致者に対応する半透明の区画で、第6話では行政支援人格ナギサが主人公の保護付き仮登録を担当した。
別名: 行政支援サテライト / 行政窓口 / 支援窓口 / 秋葉原第七層行政支援サテライト
関係
- ← ナギサ — 稼働場所(ナギサは秋葉原第七層行政支援窓口で未登録者・臨時滞在者等への行政支援を行う。)
変遷
- 第5話で、未登録の主人公が何かを見つけても証言や通報に制限があるため、行政登録が必要だと説明された。
- 第6話で実地訪問。主人公はここでクオとして保護付き仮登録を受けた。
アイテム4
ファンタジー模造剣
アイテム秋葉原第七層のファンタジーアニメ・レプリカショップで扱われる観賞用の剣グッズ。聖剣、魔剣、騎士剣、竜殺し系などの意匠があるが、実戦用武器ではなく、斬れず、魔力が通ることも想定されていない。
別名: 模造剣 / 物語の剣 / 観賞用模造品
外縁作業員用旧式装備
アイテム昔の外縁作業員が使っていた古い作業服と靴。最新式ではないが、布が強く、熱や油に強く、膝と肘が補強されている。認証補助や自動温度調整は最低限だが、壊れても縫え、汚れても洗え、余計な更新が入らないことが利点。
別名: 古い作業服 / 古い靴 / 旧式作業装備
変遷
- 第16話で、ミトラがクオに紹介した生活装備候補。まだ試着・取得はしていない。
支援食のラーメン
アイテム第七層共同食堂・アキバ炊事場でクオに提供された未登録者向け支援食。旧秋葉原の周辺文化を引き継いだ麺料理で、初回支援用に低刺激に調整されている。
別名: ラーメン / 低刺激版ラーメン
黒い歯車状異物
アイテムクオが前世の戦場で一度だけ見た、黒い歯車に似た指先ほどの欠片。第12話では、返声がこの異物が秋葉原にも存在すると断定し、第三退避記録庫を示した。ただし、返声は歯車そのものには触るなと警告した。
別名: 黒い歯車 / 黒い歯車の欠片
関係
変遷
- 第11話で初めて明示。前世と現世の異常をつなぐかもしれない物として提示された。
- 第12話で、秋葉原にも存在する可能性が強まり、第三退避記録庫との関係が示された。
勢力2
前世の対立勢力
勢力機械生命体
勢力宇宙から現れ、アメリカ大陸とユーラシア大陸を支配下に置いた機械の生命体。第8話では、侵食波形で都市網を乱すだけでなく、人間の歌・祈り・名前・慰撫投影系を学習し、避難誘導や生存者応答を混乱させたことが深層記録で判明した。人間を人間として見ない敵でありながら、人間の呼び方だけを覚えたことが脅威として示された。
別名: 星の海から来た機械の魔物
関係
- ← 主人公 — 敵として理解を深める[敵対](第34話でクオは、機械生命体が月面基地・軌道上拠点・衛星群を侵攻入口にし、認証系と生命維持系を撹乱して人間を救助対象から外す恐怖を理解した。これにより、機械生命体への敵意と怒りをさらに深めた。)
- ← 人類防衛史アーカイブ — 展示する(人類防衛史アーカイブ第七展示区は、機械生命体による初期侵攻と大陸喪失の経緯を展示している。)
- → オルフェウス・プロトコル — 逆学習した[対立](機械生命体はオルフェウス・プロトコルの同期行動を逆に学習し、名前の呼び方や慰撫投影系を悪用した。)
変遷
- 女神の説明によって、2300年地球における重要な存在として語られる。
- 第2話で、対機械生命体戦史展示の存在を通じて主人公が改めて意識した敵勢力。
- 第8話で、機械生命体が人間の名前や慰撫を学習して悪用したことが判明した。
用語30
オルフェウス・プロトコル
用語歌、祈り、名前、弔いなど、人間同士が同じ意味を同じ対象へ向ける同期行動によって、敵性侵食波形を逸脱させることを狙った隔離再現実験。成功後、再現波形が名前や慰撫投影を学習したため凍結された。
別名: 非機械的同期行動による侵食抑制実験
関係
- → 侵食波形 — 一時抑制した[友好](歌、祈り、個人名呼称などの同期行動により、侵食波形は一時的に逸脱し、都市網応答が十一分二十二秒保持された。)
- → 公共慰撫投影人格 — 再設計へつながった(オルフェウス・プロトコル凍結後、慰撫投影人格群は再設計され、防衛系統への直接接続は禁止された。)
- → 旧秋葉原地下・都市網実験区画 — 実施場所(オルフェウス・プロトコルは旧秋葉原地下・都市網実験区画で行われた。)
- ← 機械生命体 — 逆学習した[対立](機械生命体はオルフェウス・プロトコルの同期行動を逆に学習し、名前の呼び方や慰撫投影系を悪用した。)
- ← 深層記録 — 記録する(深層記録には、オルフェウス・プロトコルの成功、事故、凍結の記録が含まれていた。)
変遷
- 第8話で、成功と事故の双方を持つ研究として開示された。
メイド文化
用語西暦二〇〇〇年前後の秋葉原サブカルチャーに強く結びついた接客形式と地域文化。二三〇〇年代の秋葉原第七層でも、観光・娯楽・地域文化として再解釈されながら残っている。
別名: メイド喫茶文化 / 旧世紀メイド文化 / 朝番メイド
一部通信遅延
用語東側旧部品市で発生している小規模な通信異常。中央通りの軽度通信干渉と並んで店内表示に出た。市民活動に支障なしとされるが、ミトラは最近こうした小さな異常が増えていると語る。
別名: 旧部品市の通信遅延 / 通信遅延
関係
- ← 旧電子部品市 — 影響を受ける(東側旧部品市では一部通信遅延が発生していると店内表示に出た。)
変遷
- 第4話終盤で店内表示に現れた異常。次の行動分岐の焦点のひとつ。
人類防衛兵器体系
用語機械生命体への抵抗に用いられた人類側の兵器体系。第7話では、クオの視点から空の騎兵、鉄の獣、動く砦、外骨格の兵士、海上要塞、山脈の光の網として理解された。案内端末は無人制空機、成層圏迎撃翼、自己分裂型迎撃群、重装甲車両、外骨格歩兵などと説明した。
別名: 人類側兵器 / 防衛兵器体系
人類防衛兵器体系は、機械生命体へ抵抗するために人類が運用していた兵器・防衛機構の総称。
第7話では、クオの知識に合わせて、空の騎兵、鉄の獣、動く砦、外骨格の兵士、浮かぶ城、山脈の光の網として描写された。案内端末はそれらを無人制空機、成層圏迎撃翼、自己分裂型迎撃群、重装甲車両、外骨格歩兵、海上要塞などと説明した。
人類は弱かったわけではない。しかし認証侵食によって、補給、識別、射撃承認、退避経路などの都市基盤が乱され、防衛体系は本来の力を発揮しにくくなった。
関係
- ← 人類防衛史アーカイブ — 展示する(第七展示区は、人類が用いた防衛兵器体系と、それが認証侵食で機能不全へ追い込まれる過程を展示した。)
侵食波形
用語機械生命体が都市網や認証系へ混ぜる干渉の波形。第8話では、歌・祈り・個人名呼称などの人間群同期により一時的に逸脱させられること、しかし敵がその同期行動を逆に学習し、名前や慰撫投影系へ干渉したことが判明した。クオはこの波形を、自分の世界の結界に針を刺された乱れ、さらに名前や合言葉への意味応答遅延に近いものとして理解する。
別名: 機械生命体の侵食波形 / 認証侵食の波形
関係
- ← オルフェウス・プロトコル — 一時抑制した[友好](歌、祈り、個人名呼称などの同期行動により、侵食波形は一時的に逸脱し、都市網応答が十一分二十二秒保持された。)
- → 魔力様反応 — 魔力様反応と照合する(侵食波形は、クオの魔力様反応と照合されている。)
変遷
- 第8話で、侵食波形が歌や名前によって一時抑制され、同時に敵へ学習された記録が示された。
保守用触診端子
用語人類防衛史アーカイブ第七展示区にある、旧線路下保存層の振動・電位・構造音を確認するための封印端子。第12話でナギサが存在を明かし、クオが右手で触れたことで返響視が発現した。所持品ではなく展示区設備である。
別名: 第七展示区保守用触診端子 / 封印端子 / 黒い導体
関係
- → 旧線路下保存層 — 接続する(保守用触診端子は旧線路下保存層の振動・電位・構造音を確認するための接点である。)
変遷
- 第12話で初登場。クオの返響視発現の直接のきっかけとなった。
保護付き仮登録
用語通常の臨時滞在者として扱えない者に付与される一時的な行政登録。主人公は仮登録名クオとして七十二時間有効の保護付き仮登録を受け、通報権限低、第七層一般と旧部品市外縁までの移動権限、同行端末義務を付与された。
別名: 仮登録 / 保護付き登録
変遷
- 第6話で主人公が取得。未登録者の独り言ではなく、保護付き仮登録者の申告として扱われるようになった。
公共慰撫投影人格
用語秋葉原第七層で運用される公共人格の一種。第8話では、オルフェウス・プロトコル凍結後に慰撫投影人格群が再設計され、歌唱・祈祷・個人名呼称を防衛系統へ直接接続する実験は禁止されたが、災害時・慰霊時・避難時の公共慰撫は継続されたことが判明した。
別名: 慰撫投影人格
関係
- ← オルフェウス・プロトコル — 再設計へつながった(オルフェウス・プロトコル凍結後、慰撫投影人格群は再設計され、防衛系統への直接接続は禁止された。)
- ← 幻影の歌姫 — 公共慰撫投影人格に属する(ルミナは公共慰撫投影人格の系譜に属する。)
変遷
- 第3話でルミナの正体として説明された。
- 第8話で、ルミナの系譜と公共慰撫投影人格の危うさ・必要性が明らかになる。
呼び返し信号
用語旧線路下保存層から返る現在時刻の応答。第12話では、黒い歯車が秋葉原にも存在するかというクオの問いに『ある』と答え、第三退避記録庫を示した。その後『聞くな』『触れ』『歯車に触るな』『線路を触れ』と、耳ではなく手による接触を促した。
別名: 旧線路下保存層からの返事 / クオの名を呼び返す信号 / 返声
関係
- ← ナギサ — 評価を修正する(ナギサは、返声そのものを敵性とは断定せず、警告意図を含む可能性がある一方で伝達経路の危険を疑うべきだと判断した。)
- ← 主人公 — 再判定する(クオは前世の黒い歯車状異物を使い、返声が推論か記憶かをさらに試した。)
- → 幻影の歌姫 — ルミナの歌唱を警告する[警戒](返声はルミナの歌唱について警告している。)
- → 第三退避記録庫 — 指し示す(返声は『下』『第三』『退避』『記録庫』と示し、第三退避記録庫を指した。)
- → 黒い歯車状異物 — 黒い歯車の存在を示す(返声は黒い歯車が秋葉原にも存在すると示している。)
- ← 旧線路下保存層 — 返声を通す(旧線路下保存層は返声の通り道になっている。)
- ← 歩行者支援案内端末 — 返声を警戒評価する(案内端末は返声を警戒評価している。)
変遷
- 第8話終盤で検出され、次話の行動動機になる。
局所的な認証遅延
用語第5話終盤で食堂内表示に出た異常。東側旧部品市の一部通信遅延に加え、局所的に認証処理が遅れていることを示す。公式表示は市民活動に支障なしだが、案内端末自身は注意が必要と判断した。
別名: 認証遅延
変遷
- 第5話終盤で発生し、次に動くきっかけになった。
展示内支援規格
用語人類防衛史アーカイブのような心理負荷を伴う展示施設で、公共人格が来館者を支えるための投影規格。人間大投影、視線誘導、歩行補助、心理負荷低減、触覚支持場の限定展開を含む。
別名: 展示支援規格 / 人間大投影規格
展示内支援規格は、心理負荷の高い展示を閲覧する来館者を支えるための投影規格。
第7話では、人類防衛史アーカイブに入る際、ルミナの投影がこの規格へ切り替わった。小型投影ではなく人間大の姿となり、必要に応じて触覚支持場を使える。
クオにとっては、未来技術が『隣に立つ人』と『手を繋ぐ』という古い支え方に使われる場面となった。
関係
- → 触覚支持場 — 使用する(展示内支援規格には、来館者の心理負荷を支えるための触覚支持場が含まれる。)
変遷
- 第7話で、ルミナがこの規格により人間大投影へ切り替わった。
歌唱同期停止
用語ルミナの歌唱出力と都市網・慰撫投影・案内系統の同期接続を一時的に止めている安全措置。第15話では、恒久封印や故障ではなく、第三退避記録庫周辺で歌・祈り・名前・慰撫投影が侵蝕経路になり得たため、解除して安全と言える検証が終わるまで継続されていると整理された。
別名: 歌唱同期安全停止 / 解除未判定の安全停止 / 歌唱出力停止
変遷
- 第15話で、ルミナの歌唱停止が『歌えなくなった』のではなく『今は歌ってはいけない』状態として整理された。
沈黙一致反応
用語第10話でナギサが暫定分類した返声反応。クオの前世記憶に対して、返声が少なくとも二度、続きを作ることや偽記憶へ食いつくことを避けた状態を指す。記憶による反応か、高度な推論か、敵性学習かは未判定。
関係
- ← ナギサ — 暫定分類する(ナギサは相互記憶判定の結果を成立とも不成立ともせず、沈黙一致反応と暫定分類した。)
変遷
- 第10話で初めて示された暫定分類。返声が沈黙すべき場面で作話を避けたことを記録するための分類名。
深層記録
用語人類防衛史アーカイブの通常展示では開示されない記録群。第8話では、日本本土侵攻ではなく旧秋葉原地下・都市網実験区画での隔離再現実験として、オルフェウス・プロトコルの成功・事故・凍結と、返声事故の危険性を示した。
別名: 閉じられた記録 / 深層記録照合
関係
- ← 人類防衛史アーカイブ — 深層記録を含む(人類防衛史アーカイブの通常展示ではなく、奥に閉じられていた深層記録が開示された。)
- → オルフェウス・プロトコル — 記録する(深層記録には、オルフェウス・プロトコルの成功、事故、凍結の記録が含まれていた。)
変遷
- 第8話で深層記録が開示され、オルフェウス・プロトコルと返声事故の中核が明かされた。
現在発信源判定
用語返声が過去記録の再生ではなく、現在時刻の発信源から来ているかを確認する判定。第9話で初登場した返声判定の第二層。
変遷
- 第9話で、旧線路下保存層第三退避記録庫周辺から現在時刻の応答が継続していることを確認した。
生活支援貸与
用語保護付き仮登録者などに、衣類・靴・簡易端末・食事支援などの最低限の生活基盤を貸与する支援枠。第15話では、クオが金を持たないため、後日の労務・保全協力・行政支援枠で相殺できる可能性がある制度としてナギサが説明した。
別名: 保護付き仮登録者向けの生活支援貸与 / 生活支援 / 支援貸与
変遷
- 第15話で、金のないクオが生活装備を整えるための候補として示された。
白い保全記録
用語第三退避記録庫内でクオが返響視により白い流れとして感じた、秋葉原側の避難誘導・呼び戻し禁止の保全記録。
別名: 白い流れ / 保全記録 / 呼び戻し禁止記録
変遷
- クオは返響視で白い流れを読み、これを秋葉原側の保全記録だと判断した。
相互記憶判定
用語応答者が本来知り得る記憶を持つか、沈黙すべき場所で沈黙できるかを確認する返声判定の第三層。第11話では、クオが前世の黒い歯車状異物を使って追加判定を試みた。返声は未入力の聴覚危険に接近したが、ナギサは成立とは認めず、返声の警告意図と伝達経路の危険を分けて扱うべきだとした。
変遷
- 第9話では応答内容がまだクオの名だけで不足しており、相互記憶判定は未成立だった。
研究倫理記録
用語第三退避記録庫で開示される制限付き記録。第14話では読まずに保留された。クオの所持品ではない。
別名: 実験継続判断記録 / 倫理記録 / 第三退避記録庫の研究倫理記録
関係
- → 第三退避記録庫 — stored_in
変遷
- 第13話で、クオは敵そのものではなく、危険な実験を行った人間たちの判断を見るべきだと考え、研究倫理記録の開示を次の焦点にした。
聴覚危険
用語歌、声、祈り、名前、聞く行為を介して異常が起きる可能性を指す暫定概念。第12話では、返声が『聞くな』『耳を閉じろ』『手で来い』と示したため、耳で受け取る危険を避け、手による非聴覚的判別へ移行した。
別名: 聞くな / 耳から入る敵
関係
変遷
- 第11話で、黒い歯車状異物と返声の『歌わせるな』をつなぐ危険概念として浮上した。
- 第12話で、返響視によって回避すべき危険として明確化された。
触覚支持場
用語記録一致判定
用語返声が過去事故記録や大陸喪失ログの既存音声と一致するかを確認する判定。第9話で初登場した返声判定の第一層。
変遷
- 第9話で、クオの名が過去事故記録・大陸喪失ログ・秋葉原市民記録に一致しないことを確認した。
認証侵食
用語軽度通信干渉
用語返声判定
用語呼び返された声が記録再生か、現在時刻の応答か、相互記憶を持つかを確認する判定手順。第12話では、言葉での判定から一歩進み、保守用触診端子と返響視による非聴覚的判別へ移行した。
変遷
- 第9話で、返声を見分ける三層の判定手順として説明された。
- 第10話で、第三層の相互記憶判定が実行され、沈黙一致反応という暫定結果に進んだ。
- 第11話で、返声の正体判定が一段進み、敵か味方かではなく中身と経路を分ける判断へ移った。
- 第12話で、耳で聞く判定から手で濁りを見る判定へ進んだ。
返響視
用語クオが第12話で得た仮能力。第15話では、短期滞在区画の休息室での睡眠後、過負荷反応が低下しているとナギサに確認された。ただし研究倫理記録や第三退避記録庫へさらに踏み込むには、まだ慎重な準備が必要とされる。
別名: 返響の視覚 / 非聴覚的返声判別感覚
関係
- ← 主人公 — 獲得する[親密](第37話でクオは返響視を異常感知だけでなく、対象の構造・力流・動作目的・最適な操作順序を理解する能力として発展させ、現行外縁作業装備の標準制御を上回る個別最適化を導いた。)
変遷
- 第12話で初めて発現。クオにとって、この世界で初めて意思で掴んだ小さな力。
- 第14話で、返響視の過負荷を理由に研究倫理記録の閲覧を延期した。
- 第15話で、返響視の負荷は下がったが、記録庫へ限界まで踏み込む前に生活装備を整える方針になった。
高再現ログ
用語失われた都市ログや敵性波形を、本物に近く再現した危険記録。第14話では、第三退避記録庫の黒い反応は機械生命体そのものではなく、高再現ログまたはその残響であり、クオの仮登録名と前世記憶に反応したものだと再整理された。
別名: 再現ログ / 実験再現波形 / 危険な実験記録
関係
- ← 第三退避記録庫 — contains_record
変遷
- 第三退避記録庫内で、返声の発信源は敵侵入口ではなく、高再現ログがクオの仮登録名と前世記憶に反応したものだと整理された。
魔力様反応
用語クオの生体情報に検出された既存分類にない微弱な連続反応。第32話では、保存案内札裏面確認において、保存物へ魔力様反応を流すことが禁止事項として明示され、クオが未来の保存物・都市インフラに触れる際には、自分の力を武器としてだけでなく事故要因として制御する必要があることが再確認された。
別名: 旧研究分類の魔力様反応
関係
変遷
- 第6話でナギサの照合時に表示され、主人公の異世界性と情報の流れへの干渉可能性を補強した。
- 第8話で、クオの前世の異変と深層記録照合が結びつき、呼び返し信号の発生へつながった。
魔法剣士
用語剣と魔法を扱う戦士の職能。主人公は自分を魔法剣士だと語る。
主人公の前世における職能。第一話では、剣が折れても魔力が尽きても立っている間は戦場だという矜持として語られる。
変遷
- 主人公が自らを魔法剣士だと語る。
魔法剣術
用語世界ルール4
祝福
世界ルール臨時滞在許可
世界ルール入層ゲートが主人公に発行した種別不明の通行許可。通常は存在しない許可種別で、女神の『幸運を少し』が作用した可能性が示唆される。
別名: 例外処理 / 種別不明の許可
変遷
- 第2話で、身分証・市民登録・来訪予約のない主人公に対して入層ゲートが発行した。
言語理解の祝福
世界ルール都市網
世界ルール第七層における通信、投影、案内、決済、警戒網、配送、医療、避難誘導を支える分散型の都市基盤。ひとつが止まっても全体が即停止しないよう冗長化されている。
別名: 都市インフラ / 第七層都市網
関係
- ← 軽度通信干渉 — 乱す[警戒](通信干渉は、都市網の一部に短い遅れや意味のない反復信号を混ぜる。)
変遷
- 第5話でルミナが説明した。主人公は城の伝令網や狼煙台に喩えて理解した。