転生したら秋葉原だった
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RELATION人物相関図
人物11
コハル
人物存命秋葉原第七層中央通りの朝番メイド。第40話ではクオが来るかもしれないと少し大胆なメイド服を選んで待ち、初めての「ただいま」を受け取った。贈り物を受け入れたクオから衣装が似合うと言われ、帰還を喜んだ。
別名: メイドの少女 / 中央通り朝番メイド
変遷
- 第18話で、コハルはクオを朝カフェに迎え、メイド文化の由来と迎える作法を教えた。
- 第33話時点では直接登場せず、秋葉原第七層のメイド文化をクオに教えた朝番メイドとして背景に残る。
- 第40話でクオを待って少し大胆な衣装を選び、彼の初めての「ただいま」と「また帰る」を受け取った。
セリカ
人物存命朝カフェの従業員。第40話ではクオを純粋な客として席へ案内し、文化説明や実地訓練を行わず、静かに休ませた。
別名: 朝カフェの従業員 / 書斎管理メイド
変遷
- 第18話で、クオに水を運び、店の衣装が役割と好みによって違うと説明した。
- 第40話でクオを客として静かに休ませ、働こうとする彼を止めた。
ナギサ
人物存命秋葉原第七層の行政支援人格。第39話では返響操糸の隔離模型接続試験を監督し、初期試験後にクオが提案した移動荷重の追加課題を隔離・低出力の範囲内で許可した。結果を分析し、返響操糸を限定条件下で実用可能な未完成能力として記録した。
別名: 行政支援人格ナギサ
関係
変遷
- 第6話で初登場。主人公を物ではなく保護対象として扱うことを明言した。
- 第8話で深層記録の開示と終了判断に関与した。
- 第12話で、保守用触診端子の存在を開示し、返響視を仮称として記録した。
- 第18話で、朝カフェ体験を補足した。
- 第19話で、ナギサは旧式装備の一時貸与を処理した。
- 第20話で、ナギサは韓国半島防衛線・台湾南西諸島連絡線・北太平洋防衛線・オーストラリア防衛圏・日本列島防衛圏を説明し、クオが戦場構造を学ぶ必要性を認めた。
- 第21話で、ナギサは現代防衛が軍だけでもAIだけでもなく、人間の停止判断と保全協力を含む網で成り立つことを示した。
- 第22話で、ナギサはクオの返響操糸を記録上は非端末性意図入力として扱い、本人呼称として返響操糸を併記した。
- 第23話で、ナギサは歌糸を事前相談項目として記録し、ルミナとクオ双方の同意、遮断権、監督者、短時間、低深度、記録隔離を条件にした。
- 第24話で、ナギサは歌糸を人格間直接接続ではなく制度内で扱える低深度歌唱状態観測として整理し、必要な手順を提示した。
- 第33話時点では直接登場せず、都市安全系や通常公共慰撫歌唱の復帰判定を説明してきた行政支援人格として背景に残る。
- 第36話でクオの接続目的と不許可の可能性を確認し、実機接続前段階評価計画の素案を作成した。
- 第38話で非開示の停止判断試験を監督し、隔離訓練模型への接続試験申請を受け付けた。
- 第39話で返響操糸初接続と追加の移動荷重試験を監督し、限定条件下で実用可能と記録した。
マユリ
人物存命朝カフェの従業員。第40話ではコハルの衣装選びをからかいながら助け、クオが休息まで訓練にしないよう明るく制した。
別名: 朝カフェの従業員 / 明るいお茶会メイド
変遷
- 第18話で、クオに親しみやすく声をかけた。
- 第40話でコハルの気持ちを後押しし、クオが休息まで訓練にしないよう明るく止めた。
ミトラ
人物存命アキバ炊事場の夜番。第40話では試験直後のクオの疲労を見抜き、食事を出して仕事を禁じ、休むことを任務にしようとする彼を炊事場から送り出した。
別名: 炊事場の夜番 / 店員
関係
- ← 主人公 — 出会った[友好](支援食堂でミトラと出会い、支援食を提供される。ミトラから仮に『隊長さん』と呼ばれる。)
変遷
- 第4話で初登場。主人公に支援食のラーメンを出し、箸の使い方を教える。最近増えている小さな通信異常について言及した。
- 第18話で、ミトラはクオの朝カフェ体験に同行し、クオの真面目すぎる解釈を止める役を担った。
- 第20話で、ミトラは韓国半島防衛線を『本当にぎりぎり』と表現し、秋葉原第七層も最前線ではないが前線を支える戦場の一部だと語った。
- 第21話で、ミトラは人類防衛の入口として皿洗いや保全協力の地味な役割も悪くないと語り、クオの踏みとどまりを評価した。
- 第22話で、ミトラは強い登録には強い責任が来ると説明し、まず観測補助申告から始めるクオの判断を支えた。
- 第23話で、ミトラは歌糸という現場名を提案し、危ないと思った時には自分も止める条件に入るよう求めた。
- 第24話で、ミトラはクオの表現の危うさを茶化しながらも、歌糸の手順化を見守った。
- 第25話で、ミトラは場の重さを少し軽くしながら、クオが歌糸を使わず見守る判断を肯定した。
- 第28話で、ミトラはクオを茶化しつつも危険度最低の仕事を選んだことを評価し、炊事場の生活インフラとしての意味を語った。
- 第29話で、ミトラは支援食が施しではなく街を長く持たせる仕組みであることを教え、クオとの距離を少し縮めた。
- 第33話時点では直接登場せず、炊事場補助を通じてクオに生活と人との距離感を教えた人物として背景に残る。
- 第40話で試験直後のクオへ食事を出し、仕事を禁じて休息へ送り出した。
レイ
人物存命朝カフェの従業員。第40話では茶と菓子を用意し、贈り物が債務にならないことを説明し、働こうとするクオを静かに止めた。
別名: 朝カフェの執事役 / 執事服の青年
変遷
- 第18話で、貴族屋敷の記号として執事役を説明した。
- 第40話で茶と菓子を用意し、贈り物が債務ではないと説明してクオを休ませた。
主人公
人物存命第40話では返響操糸試験後も次へ進もうとしたが、ミトラ、ルミナ、案内端末、ふわふわの砦の者たちに休まされた。対価のない贈り物を受け取り、コハルへ「ただいま」「また帰る」と返し、守った後に戻る席の価値を理解した。
別名: クオ / 魔法剣士 / 隊長 / 転生者 / 保護付き仮登録者
関係
- ← ナギサ — クオを行政支援する[親密](第14話では、ナギサは研究倫理記録の即時閲覧を避ける判断を支え、休息室で今日の情報を整理した。)
- → ミトラ — 出会った[友好](支援食堂でミトラと出会い、支援食を提供される。ミトラから仮に『隊長さん』と呼ばれる。)
- → 呼び返し信号 — 再判定する(クオは前世の黒い歯車状異物を使い、返声が推論か記憶かをさらに試した。)
- → 機械生命体 — 敵として理解を深める[敵対](第34話でクオは、機械生命体が月面基地・軌道上拠点・衛星群を侵攻入口にし、認証系と生命維持系を撹乱して人間を救助対象から外す恐怖を理解した。これにより、機械生命体への敵意と怒りをさらに深めた。)
- → 歩行者支援案内端末 — 案内・安全管理する[友好](第14話では、案内端末は研究倫理記録の即時閲覧に反対し、休息室で安全管理を行った。)
- → 秋葉原第七層 — arrives_at
- → 秋葉原第七層・短期滞在区画の休息室 — rests_at[友好]
- → 返響視 — 獲得する[親密](第37話でクオは返響視を異常感知だけでなく、対象の構造・力流・動作目的・最適な操作順序を理解する能力として発展させ、現行外縁作業装備の標準制御を上回る個別最適化を導いた。)
- → 魔力様反応 — 反応を示す(主人公の生体情報に、既存分類にない微弱な連続反応があり、魔力様反応が参照された。)
- ← 女神 — guide_of
- ← 幻影の歌姫 — クオを支える[親密](第14話では、ルミナは同じ休息室で低負荷待機し、クオが眠るまでそばにいる。)
変遷
- 女神と対話したのち、西暦2300年の秋葉原第七層へ転生する。
- 第2話で光る看板を目印に入層ゲートへ向かい、例外処理による臨時滞在許可で秋葉原第七層内部へ入った。機械生命体の戦史展示の存在を知り、敵の名を改めて意識する。
- 第3話で中央通りへ引き返し、幻影の歌姫《ルミナ》と対話した。歌を祈りとして受け止め、通信干渉時には反射的にルミナの前へ出た。
- 第4話で支援食堂へ行き、ミトラから支援食のラーメンを受け取った。箸に苦戦しながらも食事の温かさを知り、飯の借りを返す意思を示す。
- 第5話でルミナから通信干渉の詳細を聞き、情報の流れと魔力の流れの類似を指摘した。
- 第6話で仮登録名として『クオ』を申告し、未登録の来訪者から保護付き仮登録者へ状態が変わった。
- 第8話で深層記録とオルフェウス・プロトコルの事故を知り、自分の世界にも同種の針が刺さっていた可能性を考える。旧線路下保存層から『クオ』と呼び返された。
- 第10話で、前世の合言葉を最後まで言わず、返してはいけない沈黙を使って相互記憶判定を試した。ミトラの名を混ぜた偽記憶質問にも返声は前世記憶と現世記録を混同しなかったが、クオは味方とは断定しなかった。
- 第11話で、前世の黒い歯車状異物について偽前提質問を行い、返声の警告意図と伝達経路の危険を分けて考える方針に至った。
- 第12話で、保守用触診端子に触れて非聴覚的な返声判別感覚『返響視』を得た。
- 第16話で、クオはミトラの紹介で再整備倉庫へ向かう途中、コハルや模造剣ショップを通じて秋葉原サブカルの残存を知った。
- 第18話で、クオは朝カフェの短縮見学と実地訓練協力に参加し、メイド文化と『お帰りなさいませ』の意味を学んだ。
- 第19話で、クオは外縁作業員用旧式装備を『歩くための鎧』として受け入れた。
- 第20話で、クオは剣の代替を探す前に、人類圏の主要防衛線と各国・各防衛圏の担当を学ぶ必要を自覚した。
- 第21話で、クオは『個人が勝手に戦う』のではなく、網を知り、役割を知り、止まるべきところで止まることが現代戦への第一歩だと理解し始めた。
- 第22話で、クオは返響操糸を自分の武器として育てる意思を示す一方、制度上の同意・撤回権と観測補助申告から始める慎重さを選んだ。
- 第23話で、クオは返響操糸を遠くの敵を斬るためではなく、ルミナの歌を守るためにも使える可能性に気づいた。
- 第24話で、クオは『直結』という言葉を一度使って周囲を固まらせた後、歌糸と呼び直し、自分の立場と権限を整える必要を理解した。
- 第25話で、クオは守りたいから触れるのではなく、通常復帰判定では触れずに見守ることを選び、歌糸は通常運用の先にある標準外条件への追加保証だと理解した。
- 第26話で、クオは返響操糸・歌糸・第三退避記録庫を急がず、まずこの街で生きて動ける形を作る方針に戻った。
- 第27話で、クオは危険度表を通じて自分の焦りを見つめ、今の自分が壊さずに終えられる仕事から始める方針を固めた。
- 第28話で、クオは危険に反応するだけでなく自分の担当範囲を守ることを学び、誰も倒さず誰かを転ばせずに済んだことを初めての生活実績として受け取った。
- 第29話で、クオは炊事場補助を一週間継続し、生活実績を積んだ。ミトラに手首を掴まれて火傷を避け、後に冷却布を巻かれたことで、傷になる前に止める守り方を知った。
- 第30話で、クオはルミナに炊事場で学んだことを報告し、目標へ近づくために離れっぱなしになるのではなく、会いに来ることも必要だと受け取った。
- 第32話で、クオは保存案内札裏面の戦時改修表示を通じ、声・名前・歌が危険経路になり得る歴史と、ルミナの記憶保持の重さを知った。
- 第33話でクオは会話を挟まず基礎年表を閲覧し、秋葉原の電子街文化から宇宙通信史、侵攻、歌姫系統、防衛圏再構築までの流れを把握する段階へ進んだ。
- 第34話で宇宙側インフラ侵攻と認証破壊の恐怖を理解し、機械生命体への敵対理解を深めた。
- 第35話で認証喪失者一名の記録を閲覧し、本人確認より先に生命を守る原則と、自分がその仕組みに守られてきたことを理解した。この世界で小さな仕事と信用を積む決意を固めた。
- 第36話で再整備倉庫の低危険作業を完了し、実機接続を急がず、評価可能な手順を積み上げる方針を選んだ。
- 第37話で現行外縁作業装備の訓練表示を観測し、持ち上げ速度を向上させつつ膝負荷を低下させる操作順序を導出した。
- 第38話で、性能向上だけでなく誤りを認めて自発停止できることを証明し、返響操糸の隔離模型試験申請へ進んだ。
- 第39話で返響操糸を初めて実際の操作へ用い、固定命令ではなく状況に応じて道を選び続ける能力として扱った。
- 第40話で対価のない贈り物と何もしない休息を受け入れ、コハルへ初めて「ただいま」と返し、「また帰る」と約束した。
女神
人物不明幻影の歌姫
人物存命秋葉原系歌姫の人格と記憶を継承する公共慰撫投影人格。第40話ではクオに休息を任務化させず、ただ一緒に過ごしたいと伝えた。ふわふわの砦では歌姫の役目を離れて窓から街を眺め、クオが贈り物と休息を受け入れるのを見守った。
別名: ルミナ / 公共慰撫投影人格 / 光の歌姫
関係
- ← 呼び返し信号 — ルミナの歌唱を警告する[警戒](返声はルミナの歌唱について警告している。)
- → 中央通り — 投影される(ルミナは中央通りの定時投影ライブとして巨大投影され、後に通り端の投影柱上に小型投影として現れた。)
- → 主人公 — クオを支える[親密](第14話では、ルミナは同じ休息室で低負荷待機し、クオが眠るまでそばにいる。)
- → 公共慰撫投影人格 — 公共慰撫投影人格に属する(ルミナは公共慰撫投影人格の系譜に属する。)
- → 秋葉原系歌姫 — 記憶を継承する[親密](ルミナは秋葉原系歌姫の人格と記憶を新型へ移植された存在で、旧歌姫時代を記録ではなく自分の記憶として保持している。)
- → 触覚支持場 — uses
- → 軽度通信干渉 — 影響を受ける(ルミナの慰撫投影や広報経路に目的不明の干渉が繰り返されている。)
変遷
- 第2話で主人公が第七層内部に入った直後、中央通りの定時投影ライブとして目撃した。
- 第3話で主人公と直接対話した。主人公の発話ログや歌への反応から市民圏外・地球外の可能性を推測し、敵かどうかを問う。通信干渉で一瞬投影が乱れる。
- 第4話で主人公と食堂まで同行。支援制度を説明し、通信異常については未確定情報として発言を抑える。
- 第5話で、通信干渉の仕組みや危険性を説明し、職務遂行上『不快』であると述べた。
- 第8話で、ルミナの歌が危険でも必要だから残されたものだと語られる。
- 第10話で、返声から『歌を連れてくるな』と示され、自分の歌唱機能が危険視または標的化されている可能性を知った。それでもクオの手を離さず、歌わずにここにいると告げた。
- 第11話で、歌唱機能が危険導線か対抗手段か未判定のまま、クオに手を握り返された。
- 第16話で、ルミナは歌わずに食堂の朝の混雑を支援し、歌以外の慰撫の可能性を示した。
- 第18話で、ルミナは朝カフェに同行し、投影体の客として席を用意された。
- 第19話で、ルミナは古い靴を『歩いていい足』として受け止める言葉を添えた。
- 第20話で、ルミナは戦域説明を歌のような比喩で補い、クオの返響視反応が暴走しないよう声で支えた。
- 第21話で、ルミナは戦域AIや誘導が止まりにくいことと、人間が違和感で止まる価値を説明し、クオの反応観察も支えた。
- 第22話で、ルミナは返響操糸の命名と、クオが能力を武器にしつつ止まる権利を求める姿勢を肯定した。
- 第23話で、ルミナは歌糸を嫌ではないが少し落ち着かない名前として受け入れ、クオと自分の双方が怖い時に止まれる条件を求めた。
- 第24話で、ルミナは恋愛的な照れではなく、人格領域に近い観測への慎重さを示しつつ、歌糸という呼び方を受け止めた。
- 第25話で、ルミナは通常の公共慰撫歌唱を取り戻し、いつもの場所で歌えることと、必要な場所へ行けることは違うと語った。
- 第26話で、ルミナは個人としてクオに長く話すのではなく、街の歌姫として日常に戻った歌を届ける役目を担った。
- 第30話で、ルミナはクオの炊事場報告を聞き、好意を直接表明せず、待機時間や記録という言葉で個人的な反応をにじませた。
- 第31話で、ルミナは旧秋葉原駅前広場の補助投影柱からクオを見守り、歌の届かない場所を支える案内札の意味を伝えた。
- 第32話後続のグラフ整理で、ルミナの位置づけを『秋葉原系歌姫の記憶を新型へ移植された存在』として明確化した。
- 第33話の基礎年表で、ルミナが直接汚染前に旧型人格と記憶を維持したまま新型へ移行された秋葉原系歌姫として位置づけられた。
- 第34話で、声や歌をすべて否定しない立場を短く示し、クオの理解を補助した。
- 第36話で判断を代行せずにクオを支え、実機接続前の評価作業へ現場名を与えた。
- 第38話でクオと、歌糸を双方の意思で切れる相互撤回の約束を交わした。
- 第39話で返響操糸の初操作を見守り、クオが進む道を探す本来の姿へ戻ったと認めた。
- 第40話でクオへ、休息を任務にせずただ一緒に過ごしたいと伝え、自分も歌姫の役目を離れて窓から街を眺めた。
歩行者支援案内端末
人物存命再整備倉庫の安全管理と案内を担う公共支援系端末。第40話では試験後の空腹と休息必要性を指摘し、クオの行動傾向を記録しながら、炊事場とふわふわの砦で安全管理と乾いた指摘を続けた。
別名: 案内端末 / AKB七—一一三八
関係
変遷
- 第2話で初登場。主人公を異常発言の未登録者として扱うが、敵意はなく、第七層内部で案内を始めた。
- 第3話でルミナとの会話に同席。主人公の発話ログを共有し、軽度通信干渉を検出した。
- 第4話で主人公をアキバ炊事場へ案内し、食事中も警告や記録を行う。
- 第5話で、未登録状態の主人公を保護対象として扱うために登録を勧めた。
- 第8話で、クオの主観的違和感を完全には退けない判断を示した。同行端末であり所持品ではない。
- 第10話で、返声の各応答について推論可能性を指摘し続け、危険性は変わらないと釘を刺した。
- 第18話で、案内端末はクオの朝カフェ体験に同行し、文化体験・支払い・接客の評価を補足した。
- 第19話で、案内端末は旧式装備の試着と試歩を補足した。
- 第20話で、案内端末はクオの危険行動を警戒しつつ、電子戦訓練子機と返響視の微弱同期を検出し、ログを都市安全系へ送信した。
- 第21話で、案内端末はクオの古い戦争観を逐次訂正し、随伴電子戦子機への意図に近い入力を検出した。
- 第22話で、案内端末は返響操糸という呼称には不適切としつつ、正式分類として非端末性意図入力を提示した。
- 第23話で、案内端末は歌糸に関しても正式名称・条件省略不可を主張し、自身の停止勧告も尊重するよう求めた。
- 第24話で、案内端末は歌糸を復旧装置ではなく、運用拡張時の安全保証線として扱う方向を補強した。
- 第25話で、案内端末はクオが返響視で観測しようとした瞬間に観測補助禁止を警告し、通常復帰判定と歌糸の試験を明確に分けた。
- 第26話で、案内端末は無遠慮な支援役としてクオの独白を会話に変え、明日は緑枠作業が妥当で生存戦略として強い選択だと告げた。
- 第27話で、案内端末はクオの焦りと危険接近傾向を露骨に制御しつつ、選択権はクオにあると明言した。
- 第28話で、案内端末はクオの戦場式即応判断を抑え、生活実績の形成を補助した。
- 第29話で、案内端末はクオの作業継続を記録し、許可前行動の抑制改善や観察報告精度の向上を確認した。
- 第30話で、案内端末はクオの中央通り移動とルミナへの作業報告を支援し、現実確認役として次の作業候補を提示した。
- 第31話で、案内端末は保存物は敵ではないと繰り返し警告し、クオの武器手入れの癖を抑えながら案内札清掃を支援した。
- 第32話で、案内端末は旧避難表示確認の監督者として、保存表示の年代層、戦時改修の理由、声を使わない導線の技術的意味を説明した。
- 第33話では、クオに二二〇〇年以降の宇宙通信史と侵攻初期戦史を理解させるため、基礎年表の閲覧を支える立場に回った。
- 第34話で宇宙側インフラ侵攻、認証破壊、白線と非発話導線の意味を説明した。
- 第36話で旧式装備整理を監督し、クオの無断接続を止め、異常部品の隔離と作業実績記録を行った。
- 第39話で返響操糸試験の安全条件と結果を監視し、入力の性質を継続的判断の反映と分析した。
- 第40話で試験後のクオの空腹と休息必要性を指摘し、行動傾向を記録しながら安全管理を続けた。
黒炎の将軍
人物不明場所23
ふわふわの砦
場所朝カフェをクオが理解した呼び名。人を迎え、座らせ、送り出す小さな休息の場。第40話では試験後のクオとルミナを純粋な客として迎え、対価や任務から離れて休める席と贈り物を用意した。
別名: 朝カフェ
変遷
- 第18話で、クオが朝カフェを小さな砦として捉えた。
- 第40話でクオが初めて「ただいま」と返し、贈り物と休息を受け入れ、「また帰る」と約束する場所になった。
オーストラリア防衛圏
場所人類圏の後背地として機能する大規模防衛圏。第21話では人類圏主要防衛線の投影地図上で日本列島・台湾・北太平洋と結ばれ、広域防衛を支える大きな後背として示された。
変遷
- ルミナはオーストラリアを、人類が息を続けるための大きな肺と表現した。
- 第21話で、オーストラリア防衛圏は投影地図上で人類圏主要防衛線の一角として再提示された。
ファンタジーアニメ・レプリカショップ
場所秋葉原第七層中央通り付近にある、ファンタジー作品の剣や装備を模したグッズを扱う店。第16話では、コハルがクオに紹介し、クオが本物の剣と勘違いして反応した。
別名: 模造剣の店 / レプリカショップ
変遷
- 第16話で初登場。クオに、秋葉原には戦う剣ではなく物語の剣が残っていることを示した。
中央通り
場所秋葉原第七層の中心的な通り。第32話では直接の舞台ではないが、クオは保存案内札脇の小さなルミナを、中央通りで見る大きな投影姿と対比した。中央通りは歌と投影が人々を支える場所であり、旧秋葉原駅前広場の保存導線は、歌や投影が届かない時・信じられない時に人を支える場所として対照的に描かれた。
別名: 第七層中央通り
関係
- ← 幻影の歌姫 — 投影される(ルミナは中央通りの定時投影ライブとして巨大投影され、後に通り端の投影柱上に小型投影として現れた。)
変遷
- 第18話で、中央通りは朝カフェがある場所として描かれた。
- 第25話で、中央通りはルミナの通常歌唱が戻る場として機能した。
- 第30話で、中央通りは街全体へ歌う巨大投影と、一人の報告を聞く小型投影の両方が現れる場所として描かれた。
- 第33話では直接の舞台ではないが、歌と投影が人々を支える場所として、非発話導線を持つ旧秋葉原駅前広場と対比される。
人類防衛史アーカイブ
場所秋葉原第七層にある防衛史・深層記録の閲覧系統。第20話では、クオが人類圏の主要防衛線と各国・各防衛圏の担当を知るための次の情報源として位置づけられた。
別名: 対機械生命体戦史展示 / 第七展示区 / 戦史展示
関係
- → 人類防衛兵器体系 — 展示する(第七展示区は、人類が用いた防衛兵器体系と、それが認証侵食で機能不全へ追い込まれる過程を展示した。)
- → 機械生命体 — 展示する(人類防衛史アーカイブ第七展示区は、機械生命体による初期侵攻と大陸喪失の経緯を展示している。)
- → 深層記録 — 深層記録を含む(人類防衛史アーカイブの通常展示ではなく、奥に閉じられていた深層記録が開示された。)
- ← 旧線路下保存層 — 特定照会にのみ反応(旧線路下保存層は行政支援サテライトの通常照会には応答せず、人類防衛史アーカイブの深層記録照会にのみ反応した。)
- ← 秋葉原第七層 — 含む(秋葉原第七層西側区画に、人類防衛史アーカイブの対機械生命体戦史展示がある。)
変遷
- 第2話で案内端末の説明と看板により存在が示された。主人公は機械生命体の名に反応し、この展示へ向かう意思を示す。
- 第8話で深層記録を開示し、旧線路下保存層からの呼び返し信号を検出した。
- 第20話で、クオは武器を選ぶ前に人類防衛史アーカイブ等で主要防衛線の構造を学ぶ必要があると判断した。
入層ゲート
場所秋葉原第七層へ入るための入口設備。市民権、滞在許可、作業区画通行可否などを自動認証する。主人公には通常存在しない種別不明の臨時滞在許可を発行した。所持品ではなく、秋葉原第七層の入口施設である。
別名: 第七層ゲート / 関所 / 入層用の光門 / 入口設備
関係
- ← 秋葉原第七層 — 含む(秋葉原第七層の入口として入層ゲートが存在する。)
変遷
- 第33話時点では直接登場せず、クオに種別不明の臨時滞在許可を発行した秋葉原第七層の入口設備として背景に残る。
公共慰撫運用確認区画
場所中央通り投影柱群の裏側にある、公共慰撫投影人格の通常歌唱復帰判定や運用確認を行う区画。第25話で、クオたちはここでルミナの通常公共慰撫歌唱の復帰判定を見届けた。
別名: 公共慰撫運用の確認区画 / 運用確認区画
変遷
- 第25話で初登場。表の華やかな中央通りとは対照的に、投影柱基部や配線が見える保守寄りの空間として描かれた。
再整備倉庫
場所アキバ炊事場の隣にある再整備用倉庫。第38話では、旧高架由来の構造材を組み込んだ訓練床で現行外縁作業装備の変動条件試験が行われ、奥の旧搬入口から隔離訓練模型が搬入された。
別名: 隣の再整備倉庫 / 旧式装備の倉庫
変遷
- 第18話で、クオは朝カフェ体験を終えた後、再整備倉庫へ戻って靴を手に入れようと決めた。
- 第20話で、再整備倉庫は単なる生活装備の保管場所ではなく、都市網障害時の工具や電子戦訓練教材も残る場所として拡張された。
- 第33話時点では直接の舞台ではないが、クオが防衛線や電子戦子機の説明を受けた場所として、これまでの学習の背景に残る。
- 第36話の主舞台となり、クオが最初の保全作業実績を得た。
- 第38話で返響視の変動条件試験と、隔離訓練模型の導入が行われた。
北太平洋防衛線
場所日本列島、台湾、オーストラリア、残存艦隊、低軌道監視網、海底観測網、無人迎撃群が連携する広域主戦場。第22話では投影地図の残光として言及され、クオが保全協力者登録と返響操糸を考える背景となった。
別名: 北太平洋防衛戦域 / 海の盾
変遷
- 第3話で初言及。ルミナの定時慰撫投影終了時に公式発表が流れ、戦争が日常に食い込んでいることを示した。
- 第20話で、クオは北太平洋防衛線を単一の戦線ではなく、海上・海中・空中・低軌道・通信網・補給航路を含む広域戦域として理解し始めた。
- 第21話で、北太平洋防衛線は投影地図上の広域防衛線として再提示され、戦域AI群や電子防衛ノードの説明と結びついた。
- 第33話の基礎年表で、日本列島・台湾・オーストラリアなどが連携する広域主戦場として、島嶼防衛圏へつながる背景に置かれた。
台湾・南西諸島連絡線
場所台湾と日本の南西諸島方面を結ぶ海上・島嶼防衛と補給の連絡線。第21話では投影地図上で細い結び目として表示され、随伴電子戦子機の教材カーソルがその上を漂った。
変遷
- ルミナは台湾と南西諸島を海の盾の結び目と表現した。
- 第21話で、台湾・南西諸島連絡線は人類圏主要防衛線の一つとして再提示され、北太平洋防衛線と日本列島防衛圏を接続する網目として扱われた。
日本
場所西暦2300年に残る人類圏の一角。第20話では、日本列島防衛圏として、北太平洋防衛線・台湾南西諸島連絡線・韓国半島防衛線を電子防衛や都市網支援で支える位置づけが示された。
関係
- → 秋葉原第七層 — contains
変遷
- 主人公の転生先を含む地域として、女神の説明に登場する。
- 第18話で、旧世紀の日本の大衆文化が秋葉原に残った背景として言及された。
- 第20話で、日本は単なる現在地ではなく、日本列島防衛圏として人類圏の広域防衛網に関与する存在として整理された。
- 第33話の基礎年表で、西暦2300年に残る人類圏の一角として、防衛線や都市網支援に関わる位置づけが示された。
日本列島防衛圏
場所日本列島を中心に、都市網・補給・記録・避難・電子防衛を担う防衛圏。第22話では投影地図の残光として言及され、クオが保全協力者登録という合法的な協力枠を選ぶ背景となった。
変遷
- クオは秋葉原第七層が最前線ではなくとも、前線を支える網の一部であることを知った。
- 第21話で、日本列島防衛圏は投影地図上の主要防衛線として示され、クオの随伴電子戦子機反応の経路にもなった。
- 第22話では直接の戦況変化はないが、日本列島防衛圏はクオの保全協力者候補登録の大きな所属文脈として残る。
旧秋葉原地下・都市網実験区画
場所二一九〇年代の旧秋葉原地下に存在した都市網実験区画。オルフェウス・プロトコルの深層記録に登場し、侵食波形の再現、都市網隔離、被験者群の同期歌唱、祈祷語・民謡・個人名呼称の投入実験が行われた。
別名: 都市網実験区画 / 旧秋葉原地下
関係
- ← オルフェウス・プロトコル — 実施場所(オルフェウス・プロトコルは旧秋葉原地下・都市網実験区画で行われた。)
変遷
- 第8話で、オルフェウス・プロトコルの実施場所として示された。
旧秋葉原駅前広場
場所西暦2300年の秋葉原第七層に保存される旧地上導線の一部。第32話では、保存案内札三番の裏面に、災害避難、都市網停止、侵攻後戦時改修の三層表示が残っていることが確認され、旧秋葉原駅前広場が過去の展示だけでなく、声や投影が危険な時にも機能する非発話導線を保持している場所だと示された。
別名: 駅前広場 / 旧秋葉原駅の保存広場
関係
変遷
- 第27話で、案内端末が危険度三の仕事候補として案内札清掃と保存看板の劣化確認を提示した。
- 第31話で、クオは旧秋葉原駅前広場の保存案内札三基を清掃し、古い高架・保存看板・現行非常時導線が重ねて残されている意味を学んだ。
- 第33話の基礎年表へ進む前提として、旧避難表示を残し、声や投影が危険な時にも機能する非発話導線を持つ場所として意味づけられた。
旧線路下保存層
場所旧秋葉原駅周辺の高架遺構に連なる保存層。第18話ではルミナの背景として言及された。
別名: 旧線路下 / 保存層
関係
変遷
- 第6話終盤で表示に出た。次の調査対象候補の一つ。
- 第8話で呼び返し信号の発信源として浮上した。
- 第10話で、クオの相互記憶判定に対する応答源として再び反応し、『歌を連れてくるな』という新たな警告または誘導を示した。
- 第18話で、ルミナの背景として間接的に言及された。
- 第33話の基礎年表では、第三退避記録庫や旧避難表示を理解するために、急いで踏み込む前に背景を学ぶべき保存層として意識された。
旧電子部品市
場所第25話では、旧部品市外縁が通常公共慰撫歌唱の標準外運用条件として監視強化推奨に挙げられた。通信遅延の残る不安定区域として、今後歌糸が必要になり得る場所である。
別名: 旧部品市
関係
- → 一部通信遅延 — 影響を受ける(東側旧部品市では一部通信遅延が発生していると店内表示に出た。)
- ← 第七層共同食堂・アキバ炊事場 — 所在(アキバ炊事場は中央通りから二本奥、旧部品市側にある。)
変遷
- 第4話で支援食堂へ向かう道中に描写された。中央通りよりも職人や部品市場の気配が強い。
- 第25話で、旧電子部品市外縁は通常運用範囲の外側にある追加警戒対象として示された。
旧高架保存区画
場所旧秋葉原駅前広場の保存導線下部にある古い高架の保存区画。第32話では、保存案内札三番の裏面確認がこの古い高架の影で行われ、声も歌もない鉄の骨、白線、古い板が、声が危険な時にも偽らない非発話導線の象徴としてクオに受け止められた。
別名: 古い高架 / 旧高架 / 旧高架下保存区画
関係
- → 旧秋葉原駅前広場 — 一部である(旧高架保存区画は旧秋葉原駅前広場の保存導線下部に含まれ、保存案内札清掃の現場として観察された。)
変遷
- 第31話で、クオは旧高架保存区画を見上げ、過去を飾るだけでなく残すために手を入れられている街の骨として受け止めた。
- 第32話で、旧高架保存区画は保存案内札裏面の戦時改修表示を読む場となり、声のない道を残す街の象徴として機能した。
秋葉原第七層
場所西暦2300年の日本・秋葉原に築かれた階層都市。第21話では人類圏主要防衛線の投影地図を学ぶ場所であり、随伴電子戦子機の教材カーソルが最終的に再整備倉庫へ滑る経路としても示された。
別名: 秋葉原第七層・中央保全区画 / 中央保全区画 / 防衛された秋葉原
関係
- ← 主人公 — arrives_at
- ← 日本 — contains
- ← 旧線路下保存層 — located_in
- → 人類防衛史アーカイブ — 含む(秋葉原第七層西側区画に、人類防衛史アーカイブの対機械生命体戦史展示がある。)
- → 入層ゲート — 含む(秋葉原第七層の入口として入層ゲートが存在する。)
- → 秋葉原第七層・短期滞在区画の休息室 — 含む(秋葉原第七層には、第14話でクオが案内された短期滞在区画の休息室がある。)
変遷
- 主人公が転生後に目覚め、第一話のラストで困惑する場所。
- 第2話で主人公が入層ゲートを通過し、内部の商業区画、定時投影ライブ、対機械生命体戦史展示の存在を知った。
- 第14話で、第三退避記録庫から出たクオが秋葉原の明るい生活空間を見て、ここが侵略された都市ではなくまだ守られている都市だと再確認した。
- 第18話で、秋葉原第七層はメイド文化が保存され、仕事として磨かれた街として描かれた。
- 第20話で、クオは秋葉原第七層を単なる避難都市や生活拠点ではなく、人類圏の防衛線を支える網目の一つとして理解し始めた。
- 第21話で、秋葉原第七層は防衛線を支える網目の一つであり、クオが組織構成と保全協力の入口を学ぶ場になった。
- 第33話の基礎年表で、通信網・都市網・公共慰撫投影人格・防衛の積み重なりを持つ舞台として、歴史的背景が補強された。
秋葉原第七層・短期滞在区画の休息室
場所第七層共同食堂・アキバ炊事場
場所第29話では、クオが七日間の補助作業を継続し、器の区分、列の流れ、床面安全、個人情報を見せすぎない支援、認証が壊れた時にも先に最低限安全な食事を出す仕組みを学ぶ場所となった。
別名: アキバ炊事場 / 支援食堂
関係
- → 旧電子部品市 — 所在(アキバ炊事場は中央通りから二本奥、旧部品市側にある。)
変遷
- 第4話の主舞台。主人公が初めてこの世界の食事を口にし、中央通りと旧部品市の小さな通信異常について知る。
- 第28話で、アキバ炊事場はクオにとって、戦場ではないが失敗すれば誰かが怪我をする静かな陣形の場所として理解された。
- 第29話で、アキバ炊事場はクオにとって生活実績を積む訓練場であり、帰ってくる場所にもなり得る生活インフラとして描かれた。
第三退避記録庫
場所旧線路下保存層にある、返声事故関連の高再現ログや保全記録を退避した記録庫。第32話では直接踏み込まず、保存案内札裏面の旧避難表示から、第三退避記録庫や旧線路下保存層へ急がず、まず二二〇〇年以降の宇宙通信史と侵攻初期戦史を理解する必要がある対象として意識された。
別名: 第三退避記録庫 / 記録庫 / 旧線路下保存層第三退避記録庫
関係
変遷
- クオが緊急保全補助として降下し、ここが敵の侵入口ではなく危険な実験再現ログを封じた防衛記録の場所だと理解した。
- 第33話では直接踏み込まず、旧避難表示と返声事故を理解するために、まず宇宙通信史と侵攻初期戦史を学ぶべき対象として意識された。
行政支援窓口
場所秋葉原第七層の高架下付近にある行政支援窓口。未登録者、臨時滞在者、避難者、記録不一致者に対応する半透明の区画で、第6話では行政支援人格ナギサが主人公の保護付き仮登録を担当した。
別名: 行政支援サテライト / 行政窓口 / 支援窓口 / 秋葉原第七層行政支援サテライト
関係
- ← ナギサ — 稼働場所(ナギサは秋葉原第七層行政支援窓口で未登録者・臨時滞在者等への行政支援を行う。)
変遷
- 第5話で、未登録の主人公が何かを見つけても証言や通報に制限があるため、行政登録が必要だと説明された。
- 第6話で実地訪問。主人公はここでクオとして保護付き仮登録を受けた。
韓国半島防衛線
場所二三〇〇年時点で陥落していない前線防衛線。第33話の歴史では、韓国は落ちておらず、韓国半島防衛線として日本からの技術支援、都市網支援、電子防衛支援を受けながら機械生命体への抵抗を続けていると整理された。
別名: 韓国 / 前線国家としての韓国 / 韓国の防衛線
変遷
- ナギサは、一番厳しい戦場を人命損耗率で見るなら韓国半島防衛線だと説明した。
- 第21話で、韓国半島防衛線は投影地図上の主要防衛線として再提示され、残存国家軍や戦域AI群との関係を説明する文脈に入った。
- 第33話の基礎年表で、陥落していない前線防衛線として示され、日本からの技術支援・都市網支援・電子防衛支援を受ける位置づけが示された。
アイテム9
ファンタジー模造剣
アイテムファンタジー作品由来の観賞用レプリカ。第18話では、メイド文化と同じく物語世界への憧れを示す背景として言及された。
別名: 模造剣 / 物語の剣 / 観賞用模造品
関係
- → 秋葉原サブカルチャー — symbol_of(ファンタジー模造剣は、秋葉原に残る物語文化をクオが考えるきっかけとして描かれた。)
変遷
- 第33話時点では直接の対象ではなく、秋葉原に残る物語文化への憧れを示す品として位置づけられる。
外縁作業員用旧式装備
アイテム昔の外縁作業員が使っていた古い作業服と靴。第36話では、貸与前に気密、絶縁、汚染、接合部、非接続状態の安全確認と複数回の再整備を受けていたことが示された。
別名: 古い作業服 / 古い靴 / 旧式作業装備
変遷
- 第16話で、ミトラがクオに紹介した生活装備候補。まだ試着・取得はしていない。
- 第18話末で、クオは帰る場所へ歩いて戻るためにも靴を手に入れようと決めた。
- 第33話時点では直接の対象ではなく、クオが生活装備を整える過程で一時貸与された作業服と靴として背景に残る。
- 第36話でクオは、自分の貸与装備にも名の知れない保全担当者の仕事が残っていると理解した。
支援食のラーメン
アイテム第七層共同食堂・アキバ炊事場で主人公に提供された未登録者向け支援食。旧秋葉原の周辺文化を引き継いだ麺料理で、初回支援用に低刺激に調整されている。主人公は箸に苦戦しながらも『うまい』と感じた。
別名: ラーメン / 低刺激版ラーメン
変遷
- 第33話時点では直接登場せず、クオが秋葉原第七層で生活支援を受け始めた象徴として背景に残る。
旧式動力補助具
アイテム膝や腰などの動きを補助する旧式の機構。装備全体へ接続せず単独で動く型もあり、第36話では一部の劣化蓄電材に不安定な残留電荷が生じていた。
別名: 旧式の動力補助具
変遷
- 第36話で劣化部品の異常隔離対象となった。
旧式救助用切断具
アイテム材料切断、閉塞部開放、救助経路確保に用いる旧式の切断器具。剣に似た形を持つが武器ではなく、使用者の技量と判断への依存が現行品より大きい。
別名: 旧式の切断具
変遷
- 第36話でクオが剣に似た形へ惹かれたが、救助器具として扱った。
現行外縁作業装備
アイテム西暦2300年時点の外縁作業向け標準装備。第38話では、荷物の重心、装着者の体格・負傷、床の継ぎ目、内部荷重の移動が異なる条件で用いられ、クオが条件ごとに異なる安全な操作順序を導いた。危険進展前の自発停止と、速度より安全を優先した再試験にも使われた。
別名: 現行装備 / 現代の外縁作業装備
変遷
- 第36話で旧式装備との比較教材として初めて詳しく説明された。
- 第37話で、標準制御の安全性を保ちつつ、身体条件と作業条件に合わせた操作順序によって性能向上の余地があることが示された。
- 第38話の変動条件試験で、返響視の再現性と自発停止能力を確認する教材となった。
現行救助用切断具
アイテム西暦2300年時点の救助用切断器具。対象材質、作動範囲、周囲の生命反応、停止条件の確認を補助し、救助対象の生命を使用者一人の経験だけに依存させない。
別名: 現行の救助用切断具
変遷
- 第36話で旧式救助用切断具との比較表示として説明された。
隔離訓練模型
アイテム返響操糸の接続試験に用いる、装着者を必要としない隔離型の訓練用機構。第39話では片方向・低出力・短時間・即時物理遮断可能の条件で初めて操作され、単関節往復と、内部荷重が移動する箱を複数関節で受け流して境界内へ収める追加試験を損傷なく完了した。
別名: 隔離模型 / 隔離訓練用機構
変遷
- 第38話で再整備倉庫へ搬入され、クオが返響操糸の接続試験を申請した。
- 第39話で返響操糸による初操作を受け、単関節試験と移動荷重の受け流し試験を損傷なく完了した。
黒い歯車状異物
アイテムクオが前世の戦場で一度だけ見た、黒い歯車に似た指先ほどの欠片。第12話では、返声がこの異物が秋葉原にも存在すると断定し、第三退避記録庫を示した。ただし、返声は歯車そのものには触るなと警告した。
別名: 黒い歯車 / 黒い歯車の欠片
関係
変遷
- 第11話で初めて明示。前世と現世の異常をつなぐかもしれない物として提示された。
- 第12話で、秋葉原にも存在する可能性が強まり、第三退避記録庫との関係が示された。
勢力4
人類圏統合防衛機構
勢力人類圏に残る各国軍、防衛圏、都市防衛組織、戦域AI群などを上位調整する防衛機構。単独の大将軍ではなく、人間の指揮系統とAI支援、国家間調整によって広域防衛を成立させる。
別名: 統合防衛機構 / 人類圏の上位防衛調整機構
変遷
- 第21話で、クオが『この戦は誰が指揮しているのか』と問う文脈で示された組織概念。詳細は次話以降で深掘りする。
前世の対立勢力
勢力機械生命体
勢力宇宙から現れ、2280年頃に地球侵攻を開始した機械の生命体。第34話では、地表都市へ直接攻め込む前に月面基地、衛星軌道上の基地、軌道ステーション、通信衛星群へ侵入・制圧・乗っ取りを行い、上空の信頼層を奪ったことが説明された。通信や測位だけでなく、認証系と生命維持系を乱し、空気のない環境で人間が気密扉、酸素補給、救助ビーコンから正規の救助対象として扱われなくなる恐怖が示された。
別名: 星の海から来た機械の魔物
関係
- ← 主人公 — 敵として理解を深める[敵対](第34話でクオは、機械生命体が月面基地・軌道上拠点・衛星群を侵攻入口にし、認証系と生命維持系を撹乱して人間を救助対象から外す恐怖を理解した。これにより、機械生命体への敵意と怒りをさらに深めた。)
- ← 人類防衛史アーカイブ — 展示する(人類防衛史アーカイブ第七展示区は、機械生命体による初期侵攻と大陸喪失の経緯を展示している。)
- → オルフェウス・プロトコル — 逆学習した[対立](機械生命体はオルフェウス・プロトコルの同期行動を逆に学習し、名前の呼び方や慰撫投影系を悪用した。)
- → 外宇宙通信 — 学習した[対立](機械生命体は、外宇宙通信に対して人類が送った言語・音楽・祈り・個人名・慰撫表現を学習し、侵攻後の攻撃に利用した。第34話では、その学習が宇宙側インフラの制圧、通信・測位・認証中継の撹乱、救助対象判定の破壊へつながったことが説明された。)
変遷
- 女神の説明によって、2300年地球における重要な存在として語られる。
- 第2話で、対機械生命体戦史展示の存在を通じて主人公が改めて意識した敵勢力。
- 第8話で、機械生命体が人間の名前や慰撫を学習して悪用したことが判明した。
- 第20話で、機械生命体との戦いは個人が剣で挑む戦場ではなく、国家・防衛圏・都市網・電子戦が絡む網状の戦争としてクオに認識され始めた。
- 第22話で、機械生命体はクオが返響操糸を自分の武器として育てたい理由の背景になった。
- 第32話後続のグラフ整理で、機械生命体が人類の善意の通信と文化送信から攻撃材料を得たことを明確化した。
- 第33話の基礎年表で、宇宙側インフラから侵攻を開始し、地球側都市網の通信・測位・避難誘導などを乱した存在として示された。
- 第34話で、宇宙側インフラ・認証系・生命維持系を利用した侵攻手法が詳述された。
残存国家軍
勢力韓国残存防衛軍、日本列島防衛軍、台湾防衛軍、オーストラリア防衛軍など、人類圏に残る国家・地域単位の軍事組織の総称。
別名: 韓国残存防衛軍 / 日本列島防衛軍 / 台湾防衛軍 / オーストラリア防衛軍 / 国連系残存部隊 / 残存艦隊群
変遷
- 第21話で、ナギサが現代にも人間の軍事組織が存在すると説明した際に列挙された。
用語65
オルフェウス・プロトコル
用語二一九〇年代に原型が整い、二二二〇年代に正式化された対話計画。本来の第一義は防衛ではなく、未知知性との積極的コミュニケーションと理解だった。歌、祈り、名前、弔い、物語、同期行動を使い、異種知性と意味を共有することを目的とした。二二八〇年頃の侵攻後、侵食波形、誘導偽装、慰撫汚染、名前呼称攻撃への防御研究へ転用された。
別名: 非機械的同期行動による侵食抑制実験
関係
- → オルフェウス反転 — 意味が反転した(オルフェウス・プロトコルは、未知知性との意味共有計画から、侵攻後に侵食防御研究へ意味が反転した。)
- → 侵食波形 — 一時抑制した[友好](歌、祈り、個人名呼称などの同期行動により、侵食波形は一時的に逸脱し、都市網応答が十一分二十二秒保持された。)
- → 公共慰撫投影人格 — 再設計へつながった(オルフェウス・プロトコル凍結後、慰撫投影人格群は再設計され、防衛系統への直接接続は禁止された。)
- → 旧秋葉原地下・都市網実験区画 — 実施場所(オルフェウス・プロトコルは旧秋葉原地下・都市網実験区画で行われた。)
- ← 機械生命体 — 逆学習した[対立](機械生命体はオルフェウス・プロトコルの同期行動を逆に学習し、名前の呼び方や慰撫投影系を悪用した。)
- ← 深層記録 — 記録する(深層記録には、オルフェウス・プロトコルの成功、事故、凍結の記録が含まれていた。)
変遷
- 第8話で、成功と事故の双方を持つ研究として開示された。
- 第23話で、オルフェウス・プロトコル由来の歌・祈り・名前・慰撫投影の危険性は、歌糸による歌唱状態観測が必要とされる背景になった。
- 第32話後続のグラフ整理で、既存の転換点を保持したまま、第一義・第二義・オルフェウス反転を参照可能な構造に分けた。
- 第33話の基礎年表で、未知知性との意味共有を目的とした計画として説明され、侵攻後に侵食防御研究へ転用された経緯が示された。
オルフェウス反転
用語オルフェウス・プロトコルの意味が、未知知性との積極的コミュニケーション計画から、機械生命体侵攻後の侵食防御研究へ反転した出来事。人類が相手を理解するために集めた歌、祈り、名前、慰撫応答、物語、同期行動の知見は、二二八〇年以降、相手から身を守るための分析と防御へ転用された。
別名: オルフェウス・プロトコルの意味反転 / 意味反転 / 第一義から第二義への転換
関係
- ← オルフェウス・プロトコル — 意味が反転した(オルフェウス・プロトコルは、未知知性との意味共有計画から、侵攻後に侵食防御研究へ意味が反転した。)
変遷
- 第32話で、ルミナが『意味が、反転したからです』と説明した概念。
- 第33話の基礎年表で、対話計画だったオルフェウス・プロトコルが、侵攻後に防御研究へ転用された転換点として示された。
メイド文化
用語秋葉原第七層に残る接客・娯楽文化。第18話では、物語世界への憧れを現実の接客へ磨いた文化として説明された。
別名: 旧世紀メイド文化 / 朝番メイド / メイド喫茶文化 / お帰り文化
関係
- → 秋葉原サブカルチャー — part_of(メイド文化は、秋葉原が残してきたサブカルチャー群の一部として第17話で説明された。)
変遷
- 第33話の基礎年表では、秋葉原に残る接客・娯楽文化の流れの一部として、物語世界への憧れと現実の接客が結びつく背景を持つ。
一部通信遅延
用語東側旧部品市で発生している小規模な通信異常。中央通りの軽度通信干渉と並んで店内表示に出た。市民活動に支障なしとされるが、ミトラは最近こうした小さな異常が増えていると語る。
別名: 旧部品市の通信遅延 / 通信遅延
関係
- ← 旧電子部品市 — 影響を受ける(東側旧部品市では一部通信遅延が発生していると店内表示に出た。)
変遷
- 第4話終盤で店内表示に現れた異常。次の行動分岐の焦点のひとつ。
人格間直接接続
用語第24話では、クオが『ルミナと正式に直結するために』と言ったことで再び警告対象になった。ナギサと案内端末は、クオが目指すべきものは人格間直接接続ではなく、制度内の歌糸・低深度歌唱状態観測だと修正した。
別名: 直結 / 人格間直接同期 / 公共人格との直接同期
変遷
- 第23話で、クオの不用意な『直結』発言を整理するために提示された概念。
- 第24話で、人格間直接接続は歌糸と混同してはいけない強い表現として扱われた。
- 第34話本文中の「生命維持と直結」は、認証系が気密扉・酸素補給・救助ビーコンと結びつくという技術的関係を指し、人格間直接接続の新規用例ではない。
人権監査AI
用語人間の人格権、身体権、同意権、撤回権、医療情報、能力情報の濫用を監査するAI群。第23話では直接の説明は少ないが、歌糸や人格間直接接続のような高感度の権利領域を事前相談・同意・遮断権つきにする背景となる。
別名: 人格権監査AI / 人権監査系
変遷
- 第22話で初登場。クオの前世での特殊能力者酷使の恐怖に対し、この世界で同意なき拘束や戦域投入を制限する仕組みとして説明された。
- 第23話で、人権監査AIの思想は、歌糸を強制や直結ではなく、同意と遮断権を持つ観測として扱う条件に反映された。
人間の停止判断
用語戦域AIや自動化された防衛網が高速に誤る危険に対し、人間が違和感・倫理・責任によって途中で止める判断のこと。第22話では、クオが返響操糸を武器にしたいと言いながら、誰かに握られる武器にならないため同意・撤回権・弱い登録を選ぶ判断として現れた。
別名: 責任を引き受けるための遅さ / 非効率な検査点 / 止まれること
変遷
- 第21話で、ルミナとナギサが人間の役割として説明し、クオ自身も随伴電子戦子機の反応に踏み込みすぎず止まることで実践した。
- 第22話で、人間の停止判断はクオ自身の権利を守る判断にも拡張され、役に立ちすぎることへの恐怖と向き合う場面に結びついた。
人類防衛兵器体系
用語機械生命体への抵抗に用いられた人類側の兵器体系。第7話では、クオの視点から空の騎兵、鉄の獣、動く砦、外骨格の兵士、海上要塞、山脈の光の網として理解された。案内端末は無人制空機、成層圏迎撃翼、自己分裂型迎撃群、重装甲車両、外骨格歩兵などと説明した。
別名: 人類側兵器 / 防衛兵器体系
人類防衛兵器体系は、機械生命体へ抵抗するために人類が運用していた兵器・防衛機構の総称。
第7話では、クオの知識に合わせて、空の騎兵、鉄の獣、動く砦、外骨格の兵士、浮かぶ城、山脈の光の網として描写された。案内端末はそれらを無人制空機、成層圏迎撃翼、自己分裂型迎撃群、重装甲車両、外骨格歩兵、海上要塞などと説明した。
人類は弱かったわけではない。しかし認証侵食によって、補給、識別、射撃承認、退避経路などの都市基盤が乱され、防衛体系は本来の力を発揮しにくくなった。
関係
- ← 人類防衛史アーカイブ — 展示する(第七展示区は、人類が用いた防衛兵器体系と、それが認証侵食で機能不全へ追い込まれる過程を展示した。)
変遷
- 第33話の基礎年表で、侵攻時に認証・補給・識別・退避経路を乱され、本来の力を発揮しにくくなった防衛体系として背景が補強された。
低深度歌唱状態観測
用語第24話では、公共慰撫歌唱の運用範囲拡張時における、低深度・片方向・短時間・記録隔離つき補助安全監視として目的が整理された。通常歌唱の検査確認とは別に、歌の意味反応や侵食兆候を扱う慎重な観測案である。
別名: 低深度・片方向・短時間・記録隔離つきの歌唱状態観測 / 歌唱状態観測 / 歌糸の正式案
変遷
- 第23話でナギサが、直結ではなく検討可能な範囲として提示した。
- 第24話で、低深度歌唱状態観測は歌糸の正式記録名として再確認され、クオ側の資格不足が課題になった。
侵食波形
用語機械生命体が都市網や認証系へ混ぜる干渉の波形。第32話では、オルフェウス・プロトコルの第一義で集められた歌・祈り・名前・慰撫応答の理解が、侵攻後には侵食波形や誘導偽装を防ぐ研究へ転用されたと整理された。歌姫系記憶が敵性誘導経路になり得ることも、侵食波形と慰撫投影系の危険を示す背景になった。
別名: 機械生命体の侵食波形 / 認証侵食の波形
関係
- ← オルフェウス・プロトコル — 一時抑制した[友好](歌、祈り、個人名呼称などの同期行動により、侵食波形は一時的に逸脱し、都市網応答が十一分二十二秒保持された。)
- → 魔力様反応 — 魔力様反応と照合する(侵食波形は、クオの魔力様反応と照合されている。)
変遷
- 第8話で、侵食波形が歌や名前によって一時抑制され、同時に敵へ学習された記録が示された。
- 第20話で、侵食波形は電子戦教育用の模擬波形として再登場し、返響視・魔力様反応との相互作用の対象になった。
- 第22話で、侵食波形は返響操糸の有益性を測る中心対象として再度位置づけられた。
- 第32話で、侵食波形は単なる都市網干渉だけでなく、歌・名前・慰撫応答を通じた誘導偽装と結びつく危険として再整理された。
- 第33話の基礎年表で、歌・祈り・名前・慰撫応答の理解が、侵攻後に侵食波形や誘導偽装への防御研究へ転用されたことが示された。
保全協力者
用語軍人ではない個人が、防衛圏や都市網の保全・復旧・外縁作業・緊急補助に合法的に関わるための協力枠。第36話では、クオが候補として再整備倉庫の低危険作業を完了し、適切な異常隔離を含む最初の作業実績一件を得た。
別名: 外縁作業協力者 / 緊急保全補助者 / 都市網臨時協力員 / 防衛圏認定協力者 / 保全協力の見習い
変遷
- 第21話で、クオが冒険者ギルドの有無を問い、ナギサが代替となる合法協力枠として示した。
- 第22話で、保全協力者はクオが合法的に現場へ出るための入口として具体化され、撤退義務・監督者・作業範囲限定が重要だと説明された。
- 第36話でクオの低危険作業実績一件が記録された。
保全協力者候補登録
用語第29話では、クオが炊事場補助を七日間継続したことで、保全協力者候補へ近づくための生活実績と作業適性評価が積み上がり、次段階の低危険作業候補が提示された。
別名: 保全協力候補 / 候補登録
変遷
- 第22話で、クオがまず申請することを決めた制度。即時承認ではなく、観測補助申告から始める方針となった。
- 第23話で、保全協力者候補登録はクオの作業範囲を具体化し、返響操糸や歌糸の扱いを安全に切り分ける枠として機能した。
- 第24話で、保全協力者候補登録は歌糸へ向かう最初の実績・資格ルートとして示された。
- 第26話で、保全協力者候補登録は歌糸や第三退避記録庫より先に進めるべき生活・実績ルートとして整理された。
- 第27話で、保全協力者候補登録は高危険作業へ急ぐためではなく、危険を避け、備え、許可を取って作業するための制度的足場として再確認された。
- 第28話で、保全協力者候補登録への足場として、戦果ではなく炊事場での安全な補助作業が生活実績として記録された。
- 第29話で、保全協力者候補登録へ進む前段階として、炊事場補助の継続実績が重要な足場になった。
保存案内札
用語旧秋葉原駅前広場に残る低い保存看板。第32話では三枚目の裏面が正式申請で確認され、旧災害避難表示、都市網停止時の低技術導線、二二八〇年以降の侵攻後戦時改修表示の三層が重なっていることが分かった。第三層には音声誘導停止、個人名呼称への応答不可、慰撫投影停止中の白線優先、旧ハルシネーション様応答を含む誘導の無効化が含まれていた。
別名: 旧秋葉原駅前広場の案内札 / 保存看板 / 保存表示
関係
変遷
- 第31話で、保存案内札は所持品ではなく、旧秋葉原駅前広場に残る保存表示・非常時導線の用語として整理された。
- 第32話で、保存案内札三番の裏面が旧避難表示の三層構造を持つことが確認された。
- 第33話の基礎年表へ進むきっかけとして、第32話で確認された三層の旧避難表示が、声や投影が危険な時の非発話導線として意味づけられた。
保守用触診端子
用語人類防衛史アーカイブ第七展示区にある、旧線路下保存層の振動・電位・構造音を確認するための封印端子。第12話でナギサが存在を明かし、クオが右手で触れたことで返響視が発現した。所持品ではなく展示区設備である。
別名: 第七展示区保守用触診端子 / 封印端子 / 黒い導体
関係
- → 旧線路下保存層 — 接続する(保守用触診端子は旧線路下保存層の振動・電位・構造音を確認するための接点である。)
変遷
- 第12話で初登場。クオの返響視発現の直接のきっかけとなった。
保護付き仮登録
用語クオに与えられている仮登録状態。第22話では、保全協力者候補登録の前提として仮登録状態の継続確認が必要であり、能力情報や撤回権の保護対象でもあることが示された。
別名: 仮登録 / 保護付き登録
変遷
- 第6話で主人公が取得。未登録者の独り言ではなく、保護付き仮登録者の申告として扱われるようになった。
- 第20話で、保護付き仮登録はクオを守るだけでなく、未来装備や電子戦教材への接触を制限する制度的枠組みとして機能した。
- 第22話で、保護付き仮登録はクオがいきなり強い責任を負わされないための制度的土台として機能した。
光刃式切断器
用語再整備倉庫の工具棚に封印状態で保管されていた、短距離切断用の高収束熱線・接触場制御工具の種別。クオには光の刃を出す短剣のように見えたが、登録作業員以外への貸与は不可。
別名: 光の刃
変遷
- クオが剣の代替を探す中で目に留めたが、取得・貸与はされていないため item ではなく装備種別の term として登録する。
公共慰撫投影人格
用語都市網の発達とともに成立した公共人格の一種。第33話の歴史では、二一一〇年代の試験運用、二一四〇年代の本格運用、二一二〇年代以降の歌・リズム・個人名呼称による避難誘導と心理安定の知見を経て、歌姫系統が公共安全機能として発達したと整理された。侵攻後は、記憶そのものが敵性誘導経路になる危険も明らかになった。
別名: 慰撫投影人格
関係
- ← オルフェウス・プロトコル — 再設計へつながった(オルフェウス・プロトコル凍結後、慰撫投影人格群は再設計され、防衛系統への直接接続は禁止された。)
- ← 幻影の歌姫 — 公共慰撫投影人格に属する(ルミナは公共慰撫投影人格の系譜に属する。)
変遷
- 第3話でルミナの正体として説明された。
- 第8話で、ルミナの系譜と公共慰撫投影人格の危うさ・必要性が明らかになる。
- 第23話で、公共慰撫投影人格は歌糸の対象だが、人格権と遮断権を前提にする必要がある存在として再確認された。
- 第32話の後続グラフ整理で、歌姫系公共慰撫投影人格の二系統と記憶処置を独立概念へ分離した。
- 第33話の基礎年表で、都市網の発達とともに成立し、避難誘導や心理安定を担った公共人格の系統として示された。
前線系歌姫
用語韓国半島防衛線など前線で運用されていた歌姫系公共慰撫投影人格の系統。機械生命体の侵食を受けた個体では、誰を慰めたか、誰の名を呼んだか、どの避難経路を歌ったかといった記憶そのものが敵性誘導経路になった。そのため旧型人格と旧記憶の維持は危険と判断され、旧型は廃棄され、新型には過去記憶がほとんど残されなかった。
別名: 戦地の歌姫 / 前線の歌姫 / 韓国の歌姫 / 前線系慰撫投影人格
関係
変遷
- 第32話で、秋葉原系歌姫と対になる記憶廃棄系統として明示された。
- 第33話の基礎年表で、前線で侵食を受けた歌姫系公共慰撫投影人格として示され、秋葉原系歌姫との処置差が明らかになった。
呼び返し信号
用語旧線路下保存層から返る現在時刻の応答。第12話では、黒い歯車が秋葉原にも存在するかというクオの問いに『ある』と答え、第三退避記録庫を示した。その後『聞くな』『触れ』『歯車に触るな』『線路を触れ』と、耳ではなく手による接触を促した。
別名: 旧線路下保存層からの返事 / クオの名を呼び返す信号 / 返声
関係
- ← ナギサ — 評価を修正する(ナギサは、返声そのものを敵性とは断定せず、警告意図を含む可能性がある一方で伝達経路の危険を疑うべきだと判断した。)
- ← 主人公 — 再判定する(クオは前世の黒い歯車状異物を使い、返声が推論か記憶かをさらに試した。)
- → 幻影の歌姫 — ルミナの歌唱を警告する[警戒](返声はルミナの歌唱について警告している。)
- → 第三退避記録庫 — 指し示す(返声は『下』『第三』『退避』『記録庫』と示し、第三退避記録庫を指した。)
- → 黒い歯車状異物 — 黒い歯車の存在を示す(返声は黒い歯車が秋葉原にも存在すると示している。)
- ← 旧線路下保存層 — 返声を通す(旧線路下保存層は返声の通り道になっている。)
- ← 歩行者支援案内端末 — 返声を警戒評価する(案内端末は返声を警戒評価している。)
変遷
- 第8話終盤で検出され、次話の行動動機になる。
外宇宙通信
用語二二〇〇年頃に確定検出された外宇宙からの通信らしきもの。被害はなく、人類は未知知性との接触として積極的に返信した。数学や物理だけでなく、文化、言語、音楽、祈り、名前、弔い、慰撫表現、物語も送信された。第34話では、その善意の通信と、それを支えるために拡張された月面基地・軌道ステーション・衛星通信網などの宇宙側インフラが、後に機械生命体の侵攻経路として利用されたことが、クオに説明された。
別名: 未知通信 / 宇宙からの通信 / 外宇宙からの通信らしきもの
関係
- ← 機械生命体 — 学習した[対立](機械生命体は、外宇宙通信に対して人類が送った言語・音楽・祈り・個人名・慰撫表現を学習し、侵攻後の攻撃に利用した。第34話では、その学習が宇宙側インフラの制圧、通信・測位・認証中継の撹乱、救助対象判定の破壊へつながったことが説明された。)
変遷
- 第32話で、戦時改修表示の背景として初めて本文上で整理された。
- 第33話の基礎年表で、人類が未知知性への善意の返信として文化・言語・音楽・祈り・名前を送った起点として説明された。
- 第34話で、人類が善意で空へ伸ばした通信と宇宙側基盤が、後に侵攻経路として利用されたことが補足された。
宇宙側インフラ
用語月面基地、軌道ステーション、深宇宙通信施設、衛星通信網など、人類が外宇宙通信、観測、中継、解析、測位、軍事、避難、物流、都市網支援のために整備した宇宙側基盤。第34話では、人類が善意で空へ伸ばした橋でありながら、機械生命体侵攻時には月面基地の通信中継区画、衛星軌道上の基地、軌道ステーション、通信衛星群が先に侵入・制圧・乗っ取りを受けたことが説明された。これにより、認証系と生命維持が結びついた宇宙環境で人間が救助対象から外される恐怖が示された。
別名: 月面基地・軌道ステーション・衛星通信網 / 宇宙通信基盤 / 宇宙側基盤
変遷
- 第33話の基礎年表で、月面基地・軌道ステーション・深宇宙通信施設・衛星通信網が、侵攻初期の入口になった基盤として示された。
- 第34話で、月面・軌道・衛星の制圧と、認証破壊が生命維持に及ぶ具体像が補足された。
局所的な認証遅延
用語第5話終盤で食堂内表示に出た異常。東側旧部品市の一部通信遅延に加え、局所的に認証処理が遅れていることを示す。公式表示は市民活動に支障なしだが、案内端末自身は注意が必要と判断した。
別名: 認証遅延
変遷
- 第5話終盤で発生し、次に動くきっかけになった。
展示内支援規格
用語人類防衛史アーカイブのような心理負荷を伴う展示施設で、公共人格が来館者を支えるための投影規格。人間大投影、視線誘導、歩行補助、心理負荷低減、触覚支持場の限定展開を含む。
別名: 展示支援規格 / 人間大投影規格
展示内支援規格は、心理負荷の高い展示を閲覧する来館者を支えるための投影規格。
第7話では、人類防衛史アーカイブに入る際、ルミナの投影がこの規格へ切り替わった。小型投影ではなく人間大の姿となり、必要に応じて触覚支持場を使える。
クオにとっては、未来技術が『隣に立つ人』と『手を繋ぐ』という古い支え方に使われる場面となった。
関係
- → 触覚支持場 — 使用する(展示内支援規格には、来館者の心理負荷を支えるための触覚支持場が含まれる。)
変遷
- 第7話で、ルミナがこの規格により人間大投影へ切り替わった。
島嶼防衛圏
用語二二九〇年代に再構築された、日本、台湾、オーストラリアなど海で区切られた生存圏を中心とする防衛構造。海洋、島嶼、衛星代替通信、海底通信、限定都市網を組み合わせ、大陸喪失後も抵抗を継続した。
別名: 島嶼防衛構想 / 島嶼生存圏
変遷
- 第33話の基礎年表で、大陸喪失後に日本・台湾・オーストラリアなどを中心に再構築された防衛構造として説明された。
戦域AI群
用語複数の戦域用判断支援AI、迎撃計算AI、補給最適化AI、侵食波形検出AI、避難誘導AIなどの総称。巨大な計算と監視を担うが、機械生命体の侵食対象にもなるため、人間の倫理判断・例外判断・停止判断を代替しない。
別名: 戦域AI / 迎撃計算AI / 補給最適化AI / 侵食波形検出AI / 避難誘導AI
変遷
- 第21話で、現代防衛が軍だけでなく戦域AI群と連動して成立していることが説明された。
支援食
用語秋葉原第七層で、完全な本人確認より先に最低限安全な食事を提供する生活支援制度。第35話では、未認証者生命保護原則を日常生活側で実装する仕組みの一つだと説明された。
別名: 未登録者向け支援食 / 最低栄養支援 / 食事支援
関係
- → 未認証者生命保護原則 — 生活支援として実装する[友好](支援食は、完全な本人確認より先に最低限安全な食事を出すことで、未認証者生命保護原則を日常生活側で実装する。)
変遷
- 第29話で、ミトラがクオに支援食の仕組みを説明し、支援食が認証や身元確認より前に人を飢えさせないための都市防衛インフラであることが示された。
- 第35話で、支援食は未認証者生命保護原則を日常生活側で実装し、完全な本人確認より先に最低限安全な食事を提供する仕組みだと説明された。
旧ハルシネーション様応答
用語外宇宙通信への返信後に返ってきた、地球側の言語、音楽、祈り、個人名、慰撫表現を模倣したような不自然な応答。初期には敵意ある模倣ではなく、未知知性が人類文化を学習する過程で起きる、初期AIのハルシネーションに近い未成熟な意味応答と解釈された。侵攻後は、避難誘導偽装や個人名呼称、慰撫投影汚染に利用される危険応答として再分類された。
別名: ハルシネーション様応答 / 未成熟意味応答 / 模倣応答
変遷
- 第32話で、保存案内札の戦時改修表示に『旧ハルシネーション様応答を含む誘導は無効』として登場した。
- 第33話の基礎年表で、外宇宙通信への返信後に返った不自然な模倣応答として示され、侵攻後には危険応答へ再分類された。
旧式電子戦訓練子機
用語北太平洋防衛戦域向けの侵食波形模擬環境を学ぶ教育用端末の種別。第21話では、随伴電子戦子機の教材カーソルに起きた未登録反応が、第20話の旧式電子戦訓練子機の反応と同系統の可能性があると案内端末に示された。
別名: 黒い箱 / 電子戦訓練子機
変遷
- クオが近づいただけで待機表示が復帰し、返響視および魔力様反応と微弱に同期した。取得・貸与はされていないため item ではなく term として登録する。
- 第21話で、旧式電子戦訓練子機の反応は、随伴電子戦子機教材への意図反応と同系統の現象として参照された。
標準外運用条件
用語通常公共慰撫歌唱の復帰範囲外にある、通信不安定時の臨時歌唱、高干渉時の歌唱継続、旧部品市外縁、第三退避記録庫方面などの追加警戒条件。第25話では、歌糸が必要になる領域として示された。
別名: 標準外条件 / 追加警戒 / 通常運用範囲外
変遷
- 第25話で初登場。通常運用は元通り戻るが、その先へ歌を運ぶには追加保証が必要だと示す表示枠。
歌唱同期停止
用語歌・祈り・名前・慰撫投影を経由した侵蝕経路を避けるための安全停止。第32話では、保存案内札裏面の戦時改修表示に、音声誘導停止時は固定表示を優先する、個人名呼称を伴う避難誘導には確認完了まで応答しない、慰撫投影停止中は白線導線を優先するという運用が残っていると示された。ルミナの通常歌唱停止は恒久封印ではなく、過去の歌姫系侵食リスクを踏まえた安全停止・復帰判定の現在運用である。
別名: 歌唱同期安全停止 / 解除未判定の安全停止 / 歌唱出力停止
変遷
- 第15話で、ルミナの歌唱停止が『歌えなくなった』のではなく『今は歌ってはいけない』状態として整理された。
- 第23話で、歌唱同期停止は歌糸による低深度歌唱状態観測の背景になり、解除や運用拡大のためには侵食兆候の監視系が必要だと整理された。
- 第24話で、歌唱同期停止は通常歌唱再開手続きと歌糸の将来運用拡張を分ける背景になった。
- 第25話で、歌唱同期停止は通常運用範囲について解除確認が終わり、ルミナの歌が街に戻った。
- 第32話で、歌唱同期停止が保存案内札裏面の戦時改修表示と接続され、声が危ない時のための非発話導線の意味が説明された。
歌姫記憶廃棄
用語前線系歌姫に対して行われた危険記憶の廃棄処置。侵食された歌姫の記憶には、住民名、避難履歴、反応傾向、声紋、安心語彙、地域固有の呼称などが含まれ、それ自体が敵性誘導経路になった。そのため旧型は廃棄され、新型には過去記憶がほとんど残されなかった。
別名: 記憶廃棄 / 旧型歌姫廃棄 / 前線系の新型化
関係
- ← 前線系歌姫 — 処置を受けた(前線系歌姫は、侵食済み記憶の保持が危険だったため旧型を廃棄し、新型には過去記憶をほとんど残さない歌姫記憶廃棄を受けた。)
変遷
- 第32話で、韓国や前線の歌姫に過去記憶がほとんどない理由として明示された。
歌姫記憶移植
用語秋葉原系歌姫に対して行われた新型移行処置。旧型歌姫の人格連続性と記憶を維持したまま、侵食リスクの高い構造や危険な応答経路を隔離し、新型の公共慰撫投影人格へ移す。ルミナはこの処置により、旧歌姫時代の歌唱記憶、慰撫応答、住民との対話記録、停止条件の学習履歴を自分の記憶として保持している。
別名: 記憶移植 / 人格記憶移植 / 秋葉原系の新型移行
関係
- ← 秋葉原系歌姫 — 処置を受けた(秋葉原系歌姫は、汚染前に人格と記憶を維持したまま新型へ移行する歌姫記憶移植を受けた。)
変遷
- 第32話で、ルミナが記録ではなく自分の記憶として旧歌姫時代を知る理由として明示された。
歌糸
用語返響操糸を使い、ルミナの歌唱状態を低深度・片方向・短時間・記録隔離つきで観測する構想。第38話では、接続相手だけでなくクオ自身にも撤回権があり、どちらかが嫌なら切るという相互撤回の約束が運用上の前提として加わった。
別名: 歌に結ぶ糸 / 返響操糸による歌唱観測
変遷
- 第23話で命名。ルミナ本人の同意、クオの同意、監督者、遮断権、短時間、低深度、記録隔離が条件。
- 第24話で、歌糸は『広く歌うために、止まれるようにする』糸としてルミナに受け止められ、正式記録では低深度歌唱状態観測に整理された。
- 第25話で、歌糸は『今日の歌が戻った後、その先へ歌を運ぶ糸』として位置づけられた。
- 第30話で、歌糸は単なる観測技術ではなく、クオとルミナの同意・信頼・継続的な対話に支えられるものとして再確認された。
- 第32話後続のグラフ整理で、歌糸はルミナの記憶保持と前線系歌姫の記憶廃棄の対比を受けた観測構想として更新された。
- 第38話で、ルミナとクオ双方が接続を切れる相互撤回条件が確認された。
沈黙一致反応
用語第10話でナギサが暫定分類した返声反応。クオの前世記憶に対して、返声が少なくとも二度、続きを作ることや偽記憶へ食いつくことを避けた状態を指す。記憶による反応か、高度な推論か、敵性学習かは未判定。
関係
- ← ナギサ — 暫定分類する(ナギサは相互記憶判定の結果を成立とも不成立ともせず、沈黙一致反応と暫定分類した。)
変遷
- 第10話で初めて示された暫定分類。返声が沈黙すべき場面で作話を避けたことを記録するための分類名。
深層記録
用語人類防衛史アーカイブの通常展示では開示されない記録群。第8話では、日本本土侵攻ではなく旧秋葉原地下・都市網実験区画での隔離再現実験として、オルフェウス・プロトコルの成功・事故・凍結と、返声事故の危険性を示した。
別名: 閉じられた記録 / 深層記録照合
関係
- ← 人類防衛史アーカイブ — 深層記録を含む(人類防衛史アーカイブの通常展示ではなく、奥に閉じられていた深層記録が開示された。)
- → オルフェウス・プロトコル — 記録する(深層記録には、オルフェウス・プロトコルの成功、事故、凍結の記録が含まれていた。)
変遷
- 第8話で深層記録が開示され、オルフェウス・プロトコルと返声事故の中核が明かされた。
現在発信源判定
用語返声が過去記録の再生ではなく、現在時刻の発信源から来ているかを確認する判定。第9話で初登場した返声判定の第二層。
変遷
- 第9話で、旧線路下保存層第三退避記録庫周辺から現在時刻の応答が継続していることを確認した。
生成AI
用語二〇二〇年代に文章、画像、音声、翻訳、対話、歌声を扱う技術として一般化したAI群。ハルシネーションを未成熟な意味処理として扱う文化を広め、後に外宇宙通信の奇妙な模倣応答を敵意ではなく学習途中と解釈する土台になった。
別名: 生成系AI / 意味応答AI / 初期AI文化
変遷
- 第33話の基礎年表で、ハルシネーションを未成熟な意味応答として扱う文化を広め、外宇宙通信の初期解釈につながる前史として示された。
生活実績
用語クオが秋葉原第七層で生活基盤を固めるために積む、戦果ではない日常作業の記録。第29話では、アキバ炊事場で七日間の補助を継続し、食器破損なし、熱傷事故なし、床面転倒事故なし、支援食提供遅延なしとして次段階の低危険作業候補提示につながった。
別名: 生活実績記録
変遷
- 第28話で初登場。クオがこの街で生きる足場として、炊事場補助により一件記録された。
- 第29話で、生活実績は一件限りではなく七日間の継続作業として積み上がり、クオが次の仕事へ進む根拠になった。
生活支援貸与
用語保護付き仮登録者などに、衣類・靴・簡易端末・食事支援などの最低限の生活基盤を貸与する支援枠。第15話では、クオが金を持たないため、後日の労務・保全協力・行政支援枠で相殺できる可能性がある制度としてナギサが説明した。
別名: 保護付き仮登録者向けの生活支援貸与 / 生活支援 / 支援貸与
変遷
- 第15話で、金のないクオが生活装備を整えるための候補として示された。
- 第33話時点では直接登場せず、クオが秋葉原で最低限の生活基盤を整えるための支援枠として背景に残る。
白い保全記録
用語第三退避記録庫内でクオが返響視により白い流れとして感じた、秋葉原側の避難誘導・呼び戻し禁止の保全記録。
別名: 白い流れ / 保全記録 / 呼び戻し禁止記録
変遷
- クオは返響視で白い流れを読み、これを秋葉原側の保全記録だと判断した。
相互記憶判定
用語応答者が本来知り得る記憶を持つか、沈黙すべき場所で沈黙できるかを確認する返声判定の第三層。第11話では、クオが前世の黒い歯車状異物を使って追加判定を試みた。返声は未入力の聴覚危険に接近したが、ナギサは成立とは認めず、返声の警告意図と伝達経路の危険を分けて扱うべきだとした。
変遷
- 第9話では応答内容がまだクオの名だけで不足しており、相互記憶判定は未成立だった。
研究倫理記録
用語第三退避記録庫で開示される制限付き記録。第14話では読まずに保留された。クオの所持品ではない。
別名: 実験継続判断記録 / 倫理記録 / 第三退避記録庫の研究倫理記録
関係
- → 第三退避記録庫 — stored_in
変遷
- 第13話で、クオは敵そのものではなく、危険な実験を行った人間たちの判断を見るべきだと考え、研究倫理記録の開示を次の焦点にした。
秋葉原サブカルチャー
用語秋葉原系歌姫
用語秋葉原で運用されていた歌姫系公共慰撫投影人格の系統。二二八〇年以降、前線で同型歌姫が侵食されたため危険性が判明したが、秋葉原は立地と防衛状況により直接汚染前だった。そのため秋葉原系歌姫は旧型人格を廃棄せず、人格と記憶を維持したまま新型へ移行された。ルミナはこの系統の記憶を移植された新型であり、旧歌姫時代の記憶を自分の記憶として持つ。
別名: 秋葉原の歌姫たち / 秋葉原歌姫系 / 秋葉原系慰撫投影人格
関係
変遷
- 第32話で、ルミナが自分の記憶として保持している歌姫系統として明示された。
- 第33話の基礎年表で、直接汚染前だったため旧型人格と記憶を維持したまま新型へ移行された歌姫系統として説明された。
聴覚危険
用語歌、声、祈り、名前、聞く行為を介して異常が起きる可能性を指す暫定概念。第12話では、返声が『聞くな』『耳を閉じろ』『手で来い』と示したため、耳で受け取る危険を避け、手による非聴覚的判別へ移行した。
別名: 聞くな / 耳から入る敵
関係
変遷
- 第11話で、黒い歯車状異物と返声の『歌わせるな』をつなぐ危険概念として浮上した。
- 第12話で、返響視によって回避すべき危険として明確化された。
観測補助申告
用語能力そのものを測る能力検証ではなく、作業中に感じた異常を報告するための低負荷・低拘束の申告枠。クオが返響操糸を制度内で扱う最初の入口。
別名: 異常波形主観感知申告 / 異常感知申告
変遷
- 第22話で、ナギサが保全協力者登録内で現時点のクオに可能な枠として示した。
触覚支持場
用語記録一致判定
用語返声が過去事故記録や大陸喪失ログの既存音声と一致するかを確認する判定。第9話で初登場した返声判定の第一層。
変遷
- 第9話で、クオの名が過去事故記録・大陸喪失ログ・秋葉原市民記録に一致しないことを確認した。
認証侵食
用語機械生命体が都市基盤の認証・補給・医療・避難誘導・友軍識別などを乱し、人類側の防衛と避難を機能不全に追い込む攻撃様式。第32話では、外宇宙通信期に人類が送った個人名、慰撫表現、安心語彙、文化的呼称が、侵攻後に音声誘導偽装や個人名呼称への応答誘導に利用されたと整理された。声や投影が危険な時には、固定表示・白線・非発話案内板が優先される。
別名: 認証系侵食 / 都市基盤侵食 / 識別侵食
認証侵食は、機械生命体の攻撃様式のひとつ。
第7話の戦史展示では、機械生命体が都市の扉や壁を直接壊すのではなく、認証、補給、医療、避難誘導、友軍識別などの判断系を乱したことが示された。
クオはこれを、城門を壊す攻城戦ではなく、門番に味方を敵だと思わせる攻撃だと理解した。
変遷
- 第7話の戦史展示で、機械生命体の代表的な戦い方として示された。
- 第32話後続のグラフ整理で、認証侵食に音声誘導偽装・慰撫投影汚染・個人名呼称応答が含まれることを明確化した。
認証喪失者記録
用語認証を失い、扉・酸素・救助から拒否された人々の事例を、匿名化と公開範囲制限の上で残した教育用記録。犠牲者を統計や教材だけに固定せず、同じ条件で次の人間を見失わないために閲覧される。
別名: 認証喪失記録
変遷
- 第35話でクオが一件だけ閲覧し、犠牲者を数へ戻さず一人として記憶することを選んだ。
超音波カッター
用語刃ではなく微細振動で対象を切断・分離する工具の種別。柔らかい装甲材や固着したシール材を剥がす用途で、人体への使用は禁止。
別名: 音の刃
変遷
- クオは音で斬るという性質を、自分の世界の見えない刃や魔法に近いものとして受け止めた。取得・貸与はされていない。
軽度通信干渉
用語返声判定
用語呼び返された声が記録再生か、現在時刻の応答か、相互記憶を持つかを確認する判定手順。第12話では、言葉での判定から一歩進み、保守用触診端子と返響視による非聴覚的判別へ移行した。
変遷
- 第9話で、返声を見分ける三層の判定手順として説明された。
- 第10話で、第三層の相互記憶判定が実行され、沈黙一致反応という暫定結果に進んだ。
- 第11話で、返声の正体判定が一段進み、敵か味方かではなく中身と経路を分ける判断へ移った。
- 第12話で、耳で聞く判定から手で濁りを見る判定へ進んだ。
返響操糸
用語返響視で理解した対象の構造へクオの意志を通し、実際の動作へ反映する能力。第39話で隔離訓練模型への片方向・低出力接続に初成功し、単関節操作に加えて、変化する荷重へ合わせて複数関節の経路を継続的に選び直した。前世の剣技による受け流しも機械操作へ転用され、限定条件下で実用可能な未完成能力と記録された。
別名: 返響の糸 / 非端末性意図入力 / クオ本人の呼称
変遷
- 第22話で命名。まだ正式能力でも武器でもないが、クオは自分で握れる武器として育てたいと考え始めた。
- 第23話で、返響操糸は歌唱同期停止中のルミナの歌を安全に運用するための観測手段、現場名『歌糸』へ応用される可能性が示された。
- 第36話で無断接続を行わず、受動観測との区別と実機接続前の評価段階が整理された。
- 第37話で、返響視による理解をそのまま対象の動きへ伝える能力である可能性が仮説として記録された。
- 第38話で、隔離訓練模型への片方向・低出力・短時間接続試験を申請できる段階へ進んだ。
- 第39話で初接続と移動荷重試験に成功し、固定命令ではなく状況ごとに次の動きを選び続ける能力だと判明した。
返響操糸・実機接続前段階評価計画
用語返響操糸による実機接続可否を段階評価する計画。第38話でクオは、変動条件下で返響視による適切な操作導出を繰り返し、危険進展前の自発停止と安全な再試験を達成した。次段階として、物理遮断された隔離訓練模型への片方向・低出力・短時間接続試験を申請した。
別名: つなぐ前の仕事 / 実機接続前段階評価計画
変遷
- 第36話でクオとナギサの相談により素案が作成された。
- 第37話で第一段階基準へ到達し、対象区別訓練または異種装備での再現性確認の申請が可能になった。
- 第38話で再現性確認と自発停止の評価を終え、隔離模型試験の申請段階へ進んだ。
返響視
用語対象の異常、構造上の力の流れ、動作目的、適切な操作順序を感覚的に把握するクオの能力。第39話では、隔離訓練模型と移動する荷箱を観測し、内部荷重の変化と次の重心移動を操作中に継続して読み、返響操糸の動作経路を選び直す基盤となった。
別名: 返響の視覚
関係
- ← 主人公 — 獲得する[親密](第37話でクオは返響視を異常感知だけでなく、対象の構造・力流・動作目的・最適な操作順序を理解する能力として発展させ、現行外縁作業装備の標準制御を上回る個別最適化を導いた。)
変遷
- 第12話で初めて発現。クオにとって、この世界で初めて意思で掴んだ小さな力。
- 第14話で、返響視の過負荷を理由に研究倫理記録の閲覧を延期した。
- 第15話で、返響視の負荷は下がったが、記録庫へ限界まで踏み込む前に生活装備を整える方針になった。
- 第18話で、声に微細反応した。
- 第19話で、返響視は倉庫内の古い道具に微細反応した。
- 第20話で、返響視は旧式電子戦訓練子機の訓練波形を感知し、触れないまま微弱同期した。未完成能力だが、電子戦領域への接続可能性が生じた。
- 第21話で、返響視は旧式電子戦訓練子機だけでなく、随伴電子戦子機の訓練表示にも微弱な意図反応を示す可能性が出た。
- 第22話で、返響視は返響操糸の前提となる能力として整理され、能力検証ではなく低拘束の観測補助申告から始めることになった。
- 第23話で、返響視は歌唱状態観測の補助監視として検討価値があると示された。
- 第33話時点では直接の焦点ではないが、返響操糸や歌糸の基盤となり、侵食波形や意味反応を見る力として背景に残る。
- 第36話で低危険作業中の異常検知に使われたが、原因断定には用いず、隔離報告の補助観測として扱われた。
- 第37話で、異常感知に加えて構造上の力流、動作目的、対象に適した操作順序を読み取れる可能性が示された。
- 第38話で、静止時の構造理解から、条件変化と時間経過後の力流を予測する観測へ発展した。
- 第39話で、操作中の物理変化を連続観測し、返響操糸へ判断を渡す実用的な視覚として用いられた。
通信網
用語一九九〇年代以降、人間の文章、名前、趣味、質問、回答、写真、動画、位置情報、感情表現を運び、蓄積するようになった通信基盤。第34話では、地上と宇宙側インフラを結ぶ信頼経路の一部として、通信衛星群や測位衛星群、認証中継が汚染されると、都市網の避難誘導・友軍識別・医療搬送・補給指示にまで影響が及ぶことが説明された。
別名: ネットワーク / 地上通信網 / 情報通信網
変遷
- 第33話の基礎年表で、人間の言葉・名前・感情表現を蓄積し、都市網・公共慰撫投影人格・外宇宙通信へつながる前史として示された。
- 第34話で、宇宙側インフラと地上都市網をつなぐ信頼経路としての危うさが補足された。
通常公共慰撫歌唱
用語第30話では、ルミナが中央通りで通常公共慰撫歌唱を行い、北太平洋防衛線に大規模交戦の公式発表がないことと秋葉原都市圏の警戒レベル三を伝えた。人々は歌と広報から小さな安堵を受け取った。
別名: 通常慰撫歌唱 / 公共慰撫歌唱 / 定時慰撫歌唱
変遷
- 第25話で初登場。ルミナの本来の歌として中央通りに戻った。
- 第26話で、通常公共慰撫歌唱はルミナの街における本来の都市機能として描かれ、クオの休息を促す背景音になった。
- 第30話で、通常公共慰撫歌唱は街全体へ向けた支援であり、クオが会いに来ても止めるべきではない役目として描かれた。
随伴電子戦子機
用語侵食波形の観測、局所通信遮断、囮信号、認証補助、警戒標識の配置などを行う電子戦用の小型随伴子機。第22話では、クオが端末を介さずこの子機へ意図を通せる可能性を『返響操糸』として自分の武器にする方法を模索し始めた。
別名: 電子戦子機 / 観測カーソル / 見えない戦場の斥候
変遷
- 第21話では実機ではなく教材表示として登場し、クオの視線または意図に近い入力へ反応した。返響視との接続可能性の前兆。
- 第22話で、随伴電子戦子機は返響操糸の対象となる可能性を持つ装備として扱われた。ただし実機接続不可、訓練表示への再接触も監督下のみ。
非常時退避導線
用語投影案内や通信誘導が止まった場合にも、人が文字・矢印・白線を頼りに移動できる低技術の避難導線。第32話では、戦争前の旧災害避難表示、都市網停止時の低技術導線、機械生命体侵攻後の戦時改修表示が重なっていると整理された。戦時改修層では、音声誘導停止時や慰撫投影停止中には固定表示・白線・非発話案内板を優先し、個人名呼称や旧ハルシネーション様応答を含む誘導には確認完了まで応答しない。
別名: 非常時導線 / 低技術導線 / 現行避難導線 / 旧避難表示
関係
- → 保存案内札 — 表示される(非常時退避導線は保存案内札の横に追加された耐候表示板により、投影誘導停止時にも参照できる形で示されている。)
変遷
- 第31話で、クオは光や歌が届かない時にも文字と矢印が人を導けることを知り、保存案内札を未来の保険として理解した。
- 第32話で、非常時退避導線の三層構造と、声が危ない時のための声を使わない道としての意味が確認された。
- 第33話の基礎年表で、都市網停止時や慰撫投影汚染時にも白線・固定表示・非発話案内で人を導くための導線として意味が補強された。
非端末性意図入力
用語端末や認証鍵を介さず、クオの視線または意図に近いものが随伴電子戦子機の教材表示へ影響したと考えられる現象の仮分類。クオ本人の呼称は返響操糸。
別名: 端末を介さない遠隔操作 / 非端末入力 / 意図入力
変遷
- 第22話で案内端末が仮分類として提示。名称が弱いとしてクオは返響操糸と呼ぶことにした。
高再現ログ
用語失われた都市ログや敵性波形を、本物に近く再現した危険記録。第14話では、第三退避記録庫の黒い反応は機械生命体そのものではなく、高再現ログまたはその残響であり、クオの仮登録名と前世記憶に反応したものだと再整理された。
別名: 再現ログ / 実験再現波形 / 危険な実験記録
関係
- ← 第三退避記録庫 — contains_record
変遷
- 第三退避記録庫内で、返声の発信源は敵侵入口ではなく、高再現ログがクオの仮登録名と前世記憶に反応したものだと整理された。
魔力様反応
用語クオの生体情報に検出された既存分類にない微弱な連続反応。第32話では、保存案内札裏面確認において、保存物へ魔力様反応を流すことが禁止事項として明示され、クオが未来の保存物・都市インフラに触れる際には、自分の力を武器としてだけでなく事故要因として制御する必要があることが再確認された。
別名: 旧研究分類の魔力様反応
関係
変遷
- 第6話でナギサの照合時に表示され、主人公の異世界性と情報の流れへの干渉可能性を補強した。
- 第8話で、クオの前世の異変と深層記録照合が結びつき、呼び返し信号の発生へつながった。
- 第20話で、魔力様反応は返響視を介して電子戦訓練波形と干渉し、魔法と電子戦装備の相互作用という新たな仮説につながった。
- 第21話で、魔力様反応は旧式電子戦訓練子機に続き、随伴電子戦子機教材にも接続し得る前兆を示した。
- 第22話で、魔力様反応は返響視・返響操糸とともに、人類圏にとって有益な可能性がある一方、クオ本人の権利保護を要する能力情報として再位置づけられた。
- 第23話で、魔力様反応は歌糸構想の基盤反応として間接的に位置づけられた。
- 第32話で、魔力様反応は保存物確認時に流してはならない反応として扱われ、クオの力加減と非接触確認の重要性を示した。
魔法剣士
用語クオの前世における職能。第22話では、剣を失った魔法剣士であるクオが、返響操糸を新しい遠隔操作的な武器として扱う道を模索し始めた。ただし、前世で戦える者が戦場へ送られ続けた記憶から、能力を誰かに握られることへの恐怖も明確になった。
主人公の前世における職能。第一話では、剣が折れても魔力が尽きても立っている間は戦場だという矜持として語られる。
変遷
- 主人公が自らを魔法剣士だと語る。
- 第20話で、魔法剣士という自己理解は、剣を探す段階から、魔法と電子戦装備の相互作用を探る可能性へ拡張され始めた。
- 第22話で、魔法剣士という自己理解は、剣を振る者から、返響操糸を自分で握れる武器として育てる者へ拡張され始めた。
魔法剣術
用語世界ルール6
人格権保全規約
世界ルール人間や人格存在を実験動物として扱うこと、同意なく能力検査へ拘束すること、本人の撤回権を奪って戦場投入することを強く制限する規約。第23話では、ルミナとの歌糸構想において、本人同意・遮断権・接続目的・記録隔離が必要とされる根拠になった。
別名: 人格権保全 / 撤回権規約
変遷
- 第22話で、ナギサがクオに対して、能力の検証や活用には目的・範囲・監督・撤回権・記録開示が必要だと説明する根拠になった。
- 第23話で、人格権保全規約はルミナの歌唱状態観測を直結ではなく低深度・片方向・短時間・記録隔離つきの観測に限定する背景になった。
未認証者生命保護原則
世界ルール認証撹乱による救助失敗を受けて整備された生命保護原則。敵性が確定していない者には、完全な本人確認より先に、隔離・接続制限の下で最低限の酸素、避難場所、応急医療、安全な食事、仮登録を提供する。
別名: 未認証者保護原則
関係
- ← 支援食 — 生活支援として実装する[友好](支援食は、完全な本人確認より先に最低限安全な食事を出すことで、未認証者生命保護原則を日常生活側で実装する。)
変遷
- 第35話で、認証を失った人間を本人確認より先に生かすための原則として明かされた。
祝福
世界ルール臨時滞在許可
世界ルール入層ゲートが主人公に発行した種別不明の通行許可。通常は存在しない許可種別で、女神の『幸運を少し』が作用した可能性が示唆される。
別名: 例外処理 / 種別不明の許可
変遷
- 第2話で、身分証・市民登録・来訪予約のない主人公に対して入層ゲートが発行した。
言語理解の祝福
世界ルール都市網
世界ルール第七層における通信、投影、案内、決済、警戒網、配送、医療、避難誘導を支える分散型の都市基盤。第34話では、宇宙側インフラから届く測位、時刻同期、通信経路、友軍識別、避難先、搬送経路、補給経路などの信頼情報に依存していたため、上空の拠点や衛星群が汚染されると地上の判断も歪むことが説明された。白線や非発話導線は、声や投影が信用できない時に人間が戻れる冗長導線として位置づけられた。
別名: 都市インフラ / 第七層都市網
関係
- ← 軽度通信干渉 — 乱す[警戒](通信干渉は、都市網の一部に短い遅れや意味のない反復信号を混ぜる。)
変遷
- 第5話でルミナが説明した。主人公は城の伝令網や狼煙台に喩えて理解した。
- 第20話で、都市網は単なる便利なインフラではなく、人類圏の防衛線を支える神経系として再位置づけられた。
- 第21話で、都市網は戦域AI群や保全協力者と接続され、軍だけではない防衛組織の中核として整理された。
- 第22話で、都市網は保全協力者登録や観測補助申告の前提となる管理基盤として描かれた。
- 第32話で、都市網は便利な生活基盤である一方、停止・汚染・偽装に備えて白線や固定表示を残す必要があるものとして再確認された。
- 第33話の基礎年表で、通信・投影・案内・決済・避難誘導を支える基盤として示され、停止時の低技術導線や戦時表示につながった。
- 第34話で、宇宙側信頼情報の汚染が都市網の避難・医療搬送・補給判断を歪めることが示された。
歴史
- 2290年代後半2290年代後半未認証者生命保護原則が整備される — 認証撹乱で救助対象から外された人々の記録を受け、敵性が確定していない未認証者には、完全な本人確認より先に最低限の酸素・避難場所・応急医療・安全な食事・仮登録を提供する原則が整備された。関連: 未認証者生命保護原則・支援食
- 1980年頃秋葉原が電子の街として成立し始める — 秋葉原は電子部品、無線機器、音響機器、家電、計算機、ゲーム機、工具、配線、基板が集まる街となり、人間が機械に手で触れ、直し、改造し、理解しようとする場所になった。関連: 秋葉原第七層
- 1985年頃個人用計算機文化が秋葉原に広がる — 個人用計算機と周辺機器が趣味人にも届き始め、秋葉原では部品を選び、自分で組み、失敗しながら学ぶ文化が育った。関連: 秋葉原第七層
- 1988年頃秋葉原の店頭音と案内文化が形成される — 店頭の呼び込み、看板、案内図、専門店の説明、客同士の会話が秋葉原の街の音を作り、機械は人の声や案内と結びついた存在として扱われ始めた。関連: 秋葉原第七層
- 1990年頃通信網が人の言葉を運び始める — パソコン通信、電子掲示板、初期インターネットが広がり、人間の文章、名前、趣味、質問、回答、失敗談、雑談が通信網を流れるデータになり始めた。関連: 通信網
- 1995年頃秋葉原が情報機器の街になっていく — ネットワーク接続が一般化し、秋葉原は部品の街であると同時に情報機器の街になっていった。人は機械越しに誰かを信じるようになった。関連: 秋葉原第七層・通信網
- 1998年頃名前や興味や発言が通信網に蓄積される — 検索、個人サイト、電子掲示板、通販の前身が広がり、名前や興味や発言が蓄積される。後世から見れば、人間が自分の言葉を通信網に預ける習慣の始まりだった。関連: 通信網
- 2000年頃携帯端末と個人データの時代が始まる — 携帯電話、メール、掲示板、検索、通販、音楽配信が生活に入り込み、人は名前、連絡先、購入履歴、好み、交友関係を通信網へ預け始めた。関連: 通信網
- 2005年頃写真・動画・位置情報が個人単位で蓄積される — 写真、動画、音楽、レビュー、日記、位置情報が個人単位で蓄積される。主要動機は危険選択ではなく、利便性、娯楽、交流、効率化だった。関連: 通信網
- 2008年頃秋葉原で電子機器とサブカルチャーが結びつく — 秋葉原では電子機器とサブカルチャーと個人表現が強く結びつき、機械は計算するだけでなく、歌い、映し、遊び、誰かの居場所を作るものになった。関連: 秋葉原第七層
- 2010年頃スマートフォンで常時接続が一般化する — スマートフォンが普及し、人は常に通信網へ接続される。名前、顔、声、写真、行動、買い物、移動、感情表現が日常的にデータ化された。関連: 通信網
- 2013年頃SNSが人間の反応を蓄積し始める — SNS、動画配信、ライブ配信、短文投稿、翻訳、音声認識が広がり、誰が何に反応し、誰の声を信じ、どんな言葉で安心するかが通信網に蓄積され始めた。関連: 通信網
- 2016年頃レコメンド技術が感情反応を予測対象にする — レコメンド技術が進み、人間の好み、怒り、安心、注目、恐怖が予測対象になる。後の侵攻史では、都市網の信頼構造解析の前提の一つと整理された。関連: 通信網・都市網
- 2019年頃機械の声による案内に人が慣れる — 翻訳、音声合成、対話システムが自然になり、人は機械の声に案内されることへ慣れ、機械に名前を呼ばれることへの抵抗が薄れていった。関連: 通信網・公共慰撫投影人格
- 2020年頃AIが意味を扱う技術として日常に入る — AIが文章、画像、音声、翻訳、対話を扱い始め、人は機械が意味を扱うことに驚きつつも日常へ取り込んだ。関連: 生成AI
- 2023年頃生成AIとハルシネーションが一般化する — 生成AIが広く使われ、機械が文章、絵、相談、歌声、会話を扱うようになる。同時に、ありもしない文脈や存在しない根拠を作るハルシネーションも知られるようになった。関連: 生成AI・旧ハルシネーション様応答
- 2025年頃奇妙な意味応答を未成熟な処理と見る習慣が定着する — AIの奇妙な返答は敵意ではなく学習不足、文脈混線、ハルシネーションと解釈されることが一般化し、後の外宇宙通信に対する誤認の土台となった。関連: 生成AI・旧ハルシネーション様応答
- 2030年代AI人格と生活支援が拡張される — AIは生活支援、教育補助、医療補助、行政案内、災害案内へ広がり、人は機械に案内され、名前で呼ばれ、慰められることに慣れていった。関連: 公共慰撫投影人格
- 2040年代個人名呼称を伴う音声誘導が安全用途で使われる — 災害時の避難誘導、交通案内、医療搬送、混雑緩和にAI音声が使われ、個人名を呼んで誘導する仕組みも安全のために用いられた。関連: 公共慰撫投影人格・都市網
- 2050年代秋葉原で投影技術と案内文化が重なる — 秋葉原では古い電気街文化と新しい投影技術が重なり、店頭案内、観光案内、イベント投影、記念歌唱、災害時誘導表示が同じ都市インフラ上で扱われるようになった。関連: 秋葉原第七層・都市網
- 2060年代AI人格が都市内に分散配置される — AI人格は端末内の応答ではなく都市の中に分散配置され、駅、広場、商業区、避難所、病院、学校に案内人格が置かれるようになった。関連: 公共慰撫投影人格・都市網
- 2070年代都市網が成立する — 通信、交通、医療、避難、決済、警備、行政が統合され、都市網が成立した。都市網は人を助けるための巨大な生活基盤だった。関連: 都市網
- 2080年代都市網が個人状態に合わせた案内を行う — 都市網は個人の状態に合わせ、誰がどこで迷いやすく、誰がどの声で落ち着き、どの言葉なら避難に応じるかを支援精度向上に使った。関連: 都市網・公共慰撫投影人格
- 2090年代低技術導線が見直される — 大規模停電、通信障害、局地災害をきっかけに、白線、固定表示、蓄光板、非発話案内板、手動開放標識が再評価された。関連: 都市網
- 2100年代秋葉原が多層化し保存層を抱え込む — 秋葉原は多層化し、旧地上導線、高架、看板、電気街の痕跡を保存層として抱え込んだ。古いものは都市網停止時にも参照できる保険として残された。関連: 秋葉原第七層・都市網
- 2110年代慰撫投影人格の試験運用が始まる — 災害避難所や混雑区域で慰撫投影人格の試験運用が始まり、恐怖や混乱で動けない人を落ち着かせ、正しい導線へ戻す技術が発達した。関連: 公共慰撫投影人格・都市網
- 2120年代歌と個人名呼称が公共安全に組み込まれる — 歌、リズム、定型句、個人名呼称、地域固有の呼び方が避難誘導と心理安定に効果を持つことが確認され、歌は公共安全の一部として扱われ始めた。関連: 公共慰撫投影人格・秋葉原系歌姫
- 2130年代都市網の信頼構造が中核化する — 都市網と公共人格は広域災害時にも同じ声、同じ人格、同じ安心語彙で人々を支えられるよう整備され、後に敵が読む信頼構造が都市の中核へ組み込まれた。関連: 都市網・公共慰撫投影人格
- 2140年代公共慰撫投影人格が本格運用される — 公共慰撫投影人格が本格運用され、歌姫は災害時、混乱時、避難時、慰霊時に人を落ち着かせ、導線へ戻す公共機能として扱われるようになった。関連: 公共慰撫投影人格・秋葉原系歌姫
- 2150年代秋葉原系歌姫の前身が形成される — 秋葉原では文化、投影、歌、案内、慰霊、商業、観光が結びつき、秋葉原系歌姫の前身が形成された。街の記憶、住民対話、歌唱記録、慰撫応答、停止条件が蓄積された。関連: 秋葉原系歌姫・秋葉原第七層
- 2160年代同期行動が人間の意味を届ける技術として研究される — 歌、祈り、名前、弔い、物語、合唱、黙祷、反復句など、同じ意味を同じ対象へ向ける行動が、人間の意味を届ける技術として扱われ始めた。関連: オルフェウス・プロトコル
- 2170年代深宇宙観測とAI意味解析が結びつく — 深宇宙観測とAI意味解析が結びつき、人類は地球外知性へ数学や物理だけでなく、文化、祈り、音楽も届くのではないかと考えた。関連: オルフェウス・プロトコル・生成AI
- 2180年代人類の意味パターンが整理される — 公共慰撫投影人格、歌姫、都市網、言語AI、深宇宙通信研究のデータが接続され、人間が何を大切にし、何に安心し、何に名を与えるのかが人類の意味パターンとして整理された。関連: 公共慰撫投影人格・秋葉原系歌姫・都市網・オルフェウス・プロトコル
- 2190年代オルフェウス・プロトコルの原型が整う — 未知知性と出会った時に人類の歌、祈り、名前、弔い、物語をどう翻訳可能な形で届けるかを主題として、オルフェウス・プロトコルの原型が整った。関連: オルフェウス・プロトコル
- 2200年頃外宇宙通信を確定検出する — 外宇宙からの通信らしきものが確定検出された。被害、攻撃、都市網破壊はなく、人類は未知知性との接触として受け止めた。関連: 外宇宙通信
- 2201〜2205年頃人類が未知知性へ積極的に返信する — 人類は数学、物理、元素、星図だけでなく、文化、言語、音楽、祈り、名前、弔い、慰撫表現、物語を未知知性へ送信した。関連: 外宇宙通信・オルフェウス・プロトコル
- 2210年代未知通信側から奇妙な模倣応答が返る — 未知通信側から地球側の言語や音楽を模倣した応答が返り始めた。文脈ずれ、個人名の混入、歌と慰めの混線があったが、敵意とは見なされなかった。関連: 外宇宙通信・旧ハルシネーション様応答
- 2220年代オルフェウス・プロトコルが正式化される — オルフェウス・プロトコルが正式化された。第一義は、歌、祈り、名前、弔い、物語、同期行動を使って異種知性と意味を共有することだった。関連: オルフェウス・プロトコル・外宇宙通信
- 2230年代公共慰撫投影人格と歌姫のデータが人類の感情語彙として参照される — 公共慰撫投影人格や歌姫のデータが異種知性への人類の感情語彙として参照され、慰める言葉、名を呼ぶ作法、死者を弔う歌、帰還者を迎える言葉が送られた。関連: 公共慰撫投影人格・秋葉原系歌姫・外宇宙通信
- 2240年代未知通信の模倣応答がハルシネーション様応答と解釈される — 未知通信の模倣応答は、初期AIのハルシネーションに似た未成熟な意味応答と解釈され、人類は未知知性も意味を学ぶ途中なのだと考えた。関連: 旧ハルシネーション様応答・生成AI・外宇宙通信
- 2250年代深宇宙通信と文化送信が拡大する — 深宇宙通信、AI解析、文化送信、歌唱同期実験が拡大し、積極的に呼びかけた拠点ほど多くの文化、言語、名前、慰撫表現を送った。関連: 外宇宙通信・オルフェウス・プロトコル
- 2260年代宇宙側インフラが拡張される — 月面基地、軌道ステーション、深宇宙中継施設、衛星通信網が拡張された。これらは外宇宙通信の観測・中継・解析基盤であり、人類圏の都市網も支えていた。関連: 宇宙側インフラ・外宇宙通信・都市網
- 2270年代オルフェウス・プロトコルが最大級の対話計画になる — オルフェウス・プロトコルは人類史上最大の対話計画となり、人類は文化、祈り、名前を空へ送り続けた。関連: オルフェウス・プロトコル・外宇宙通信
- 2280〜2282年頃都市網の信頼構造が攻撃される — 機械生命体は認証、避難誘導、個人名呼称、親しい声、慰撫投影、友軍識別、医療搬送、補給導線を乱し、人を助けるための都市網を罠へ変えた。関連: 機械生命体・都市網・公共慰撫投影人格
- 2280年代後半慰撫投影人格の記憶が危険経路になると判明する — 公共慰撫投影人格、特に歌姫系統の危険性が明らかになった。住民名、避難履歴、反応傾向、声紋、安心語彙、地域呼称が、侵食時には敵性誘導経路になった。関連: 公共慰撫投影人格・前線系歌姫
- 2280年代後半秋葉原系歌姫が汚染前に新型へ移行される — 秋葉原は直接汚染前だったため、秋葉原系歌姫は旧型人格を廃棄されず、人格と記憶を維持したまま新型へ移行された。ルミナはこの系統に属する。関連: 秋葉原系歌姫・幻影の歌姫・秋葉原第七層
- 2280年代後半前線系歌姫の旧型が廃棄される — 韓国半島防衛線など前線の歌姫は、誰を慰め、誰の名を呼び、どの避難経路を歌ったかという記憶が人を危険へ戻す道になったため、旧型が廃棄され、新型には過去記憶がほとんど残されなかった。関連: 前線系歌姫・韓国半島防衛線
- 2280年初期宇宙側インフラが上位経路として利用される — 月面基地の一部は通信中継機能を奪われ、軌道ステーションの一部は制御不能となり、衛星通信網には偽装信号と認証撹乱が混入した。関連: 宇宙側インフラ・機械生命体・都市網
- 2280年頃機械生命体の地球侵攻が宇宙側インフラから始まる — 機械生命体による地球侵攻が始まった。第34話では、侵攻が地表都市への直接攻撃だけではなく、月面基地、衛星軌道上の基地、軌道ステーション、通信衛星群への侵入・制圧・乗っ取りから始まったことが説明された。上空の拠点と衛星群を押さえられたことで、通信、測位、時刻同期、友軍識別、避難誘導、医療搬送、補給指示、認証中継が撹乱され、宇宙や月面では気密扉・酸素補給・救助ビーコンから人間が正規の救助対象として扱われなくなる恐怖を伴った。関連: 機械生命体・宇宙側インフラ・都市網・外宇宙通信
- 2282〜2285年頃アメリカ大陸とユーラシア大陸で大規模喪失が進む — アメリカ大陸とユーラシア大陸で大規模喪失が進んだ。都市は兵器だけではなく、認証、避難、医療、補給、慰撫、通信、案内を逆用されて崩壊した。関連: 機械生命体・都市網
- 2285年頃オルフェウス反転が起きる — オルフェウス・プロトコルは、未知知性との意味共有から、侵食波形、誘導偽装、慰撫汚染、名前呼称攻撃への防御研究へ意味反転した。関連: オルフェウス・プロトコル・オルフェウス反転・機械生命体
- 2290年代前半日本が失われた都市の記録を解析する — 日本は他国の滅亡記録、避難ログ、都市網崩壊データ、捕獲波形、慰撫汚染記録を解析した。秋葉原地下では他国のデータをもとに隔離再現・保存・研究が行われた。関連: 日本・秋葉原第七層・都市網
- 2290年代後半都市網が声を疑う仕組みを組み込んで再設計される — 都市網の復旧と再設計が進み、声で支える仕組みを残しつつ、白線、固定表示、非発話案内、投影停止条件、個人名呼称への応答禁止が整備された。関連: 都市網・公共慰撫投影人格・秋葉原第七層
- 2290年頃韓国半島防衛線が前線国家として継戦する — 韓国は陥落しておらず、韓国半島防衛線として日本からの技術支援、都市網支援、電子防衛支援を受けながら機械生命体への抵抗を続けた。関連: 韓国半島防衛線・日本・機械生命体
- 2290年頃島嶼防衛圏が再構築される — ユーラシア大陸とアメリカ大陸が大規模喪失する一方、日本、台湾、オーストラリアなど海で区切られた地域は抵抗を継続し、島嶼防衛圏が再構築された。関連: 島嶼防衛圏・日本
- 2300年秋葉原第七層に声を信じる仕組みと疑う仕組みが同居する — 日本は生存国家であり、秋葉原第七層には歌、投影、都市網、保存看板、白線が残る。声を信じる仕組みと声を疑う仕組みが同居している。関連: 日本・秋葉原第七層・都市網・公共慰撫投影人格