転生したら秋葉原だった
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RELATION人物相関図
人物7
ナギサ
人物存命秋葉原第七層行政支援サテライトの行政支援人格。第10話では、クオが前世記憶を使って返声に相互記憶判定を行う手順を記録・監視し、応答が作話を避けたことを確認した。判定三は成立とも不成立とも認めず、暫定的に『沈黙一致反応』と分類した。
別名: 行政支援人格ナギサ
関係
変遷
- 第6話で初登場。主人公を物ではなく保護対象として扱うことを明言した。
- 第8話で深層記録の開示と終了判断に関与した。
ミトラ
人物存命第七層共同食堂・アキバ炊事場の夜番。短い黒髪で、白い上着と道具帯を身につける。未登録の主人公に支援食を提供し、仮の呼び名として『隊長さん』を提案した。最近、中央通りの投影ノイズや旧部品市の通信遅延が増えていることを知っている。
別名: 炊事場の夜番 / 店員
関係
- ← 主人公 — 出会った[友好](支援食堂でミトラと出会い、支援食を提供される。ミトラから仮に『隊長さん』と呼ばれる。)
変遷
- 第4話で初登場。主人公に支援食のラーメンを出し、箸の使い方を教える。最近増えている小さな通信異常について言及した。
主人公
人物存命剣と魔法の世界から西暦2300年の秋葉原第七層へ転生した魔法剣士。仮登録名はクオ。第10話では、前世の部下に与えた『返してはいけない』合言葉と、ミトラの名を混ぜた偽記憶質問を使い、旧線路下保存層からの返声に相互記憶判定を試した。応答は作話を避けたが、正体は未判定のまま『歌を連れてくるな』と示された。
別名: クオ / 魔法剣士 / 隊長 / 転生者 / 保護付き仮登録者
関係
変遷
- 女神と対話したのち、西暦2300年の秋葉原第七層へ転生する。
- 第2話で光る看板を目印に入層ゲートへ向かい、例外処理による臨時滞在許可で秋葉原第七層内部へ入った。機械生命体の戦史展示の存在を知り、敵の名を改めて意識する。
- 第3話で中央通りへ引き返し、幻影の歌姫《ルミナ》と対話した。歌を祈りとして受け止め、通信干渉時には反射的にルミナの前へ出た。
- 第4話で支援食堂へ行き、ミトラから支援食のラーメンを受け取った。箸に苦戦しながらも食事の温かさを知り、飯の借りを返す意思を示す。
- 第5話でルミナから通信干渉の詳細を聞き、情報の流れと魔力の流れの類似を指摘した。
- 第6話で仮登録名として『クオ』を申告し、未登録の来訪者から保護付き仮登録者へ状態が変わった。
- 第8話で深層記録とオルフェウス・プロトコルの事故を知り、自分の世界にも同種の針が刺さっていた可能性を考える。旧線路下保存層から『クオ』と呼び返された。
- 第10話で、前世の合言葉を最後まで言わず、返してはいけない沈黙を使って相互記憶判定を試した。ミトラの名を混ぜた偽記憶質問にも返声は前世記憶と現世記録を混同しなかったが、クオは味方とは断定しなかった。
女神
人物不明幻影の歌姫
人物存命秋葉原第七層中央通りの公共慰撫投影人格。通称ルミナ。第10話では、クオが前世の記憶を使った相互記憶判定を行う間も触覚支持場で手を握り続けた。旧線路下保存層から『歌を連れてくるな』と示されたため、自分の歌唱機能が危険または分断誘導の対象になっている可能性を意識し、歌わずにそばにいると告げた。
別名: ルミナ / 公共慰撫投影人格 / 光の歌姫
関係
変遷
- 第2話で主人公が第七層内部に入った直後、中央通りの定時投影ライブとして目撃した。
- 第3話で主人公と直接対話した。主人公の発話ログや歌への反応から市民圏外・地球外の可能性を推測し、敵かどうかを問う。通信干渉で一瞬投影が乱れる。
- 第4話で主人公と食堂まで同行。支援制度を説明し、通信異常については未確定情報として発言を抑える。
- 第5話で、通信干渉の仕組みや危険性を説明し、職務遂行上『不快』であると述べた。
- 第8話で、ルミナの歌が危険でも必要だから残されたものだと語られる。
- 第10話で、返声から『歌を連れてくるな』と示され、自分の歌唱機能が危険視または標的化されている可能性を知った。それでもクオの手を離さず、歌わずにここにいると告げた。
歩行者支援案内端末
人物存命秋葉原第七層の歩行者支援端末。第10話では、クオの相互記憶判定に対して前世情報の漏洩リスクを警告し、返声の『返さない』や『その名は、新しい』が直前会話や秋葉原第七層内記録から推論可能であることを指摘した。旧線路下保存層への接近や歌唱人格の同行には追加審査が必要だと判断した。
別名: 案内端末 / AKB七—一一三八
変遷
- 第2話で初登場。主人公を異常発言の未登録者として扱うが、敵意はなく、第七層内部で案内を始めた。
- 第3話でルミナとの会話に同席。主人公の発話ログを共有し、軽度通信干渉を検出した。
- 第4話で主人公をアキバ炊事場へ案内し、食事中も警告や記録を行う。
- 第5話で、未登録状態の主人公を保護対象として扱うために登録を勧めた。
- 第8話で、クオの主観的違和感を完全には退けない判断を示した。同行端末であり所持品ではない。
- 第10話で、返声の各応答について推論可能性を指摘し続け、危険性は変わらないと釘を刺した。
黒炎の将軍
人物不明場所11
中央通り
場所秋葉原第七層の中心的な通り。定時投影ライブが行われ、店や観客が集まる。明るく賑やかだが、北太平洋防衛線の発表や警戒レベルが日常的に流れる、戦争の中の生活空間。
別名: 第七層中央通り
関係
- ← 幻影の歌姫 — 投影される(ルミナは中央通りの定時投影ライブとして巨大投影され、後に通り端の投影柱上に小型投影として現れた。)
人類防衛史アーカイブ
場所秋葉原第七層西側区画の戦史展示施設。第8話では通常展示の奥にある深層記録を開示し、旧秋葉原地下・都市網実験区画で行われたオルフェウス・プロトコルの事故記録を示した。展示系統は行政支援サテライトの通常照会には応答しない旧線路下保存層から、深層記録照会にのみ反応する呼び返し信号を受け取る。
別名: 対機械生命体戦史展示 / 第七展示区 / 戦史展示
関係
- → 人類防衛兵器体系 — 展示する(第七展示区は、人類が用いた防衛兵器体系と、それが認証侵食で機能不全へ追い込まれる過程を展示した。)
- → 機械生命体 — 展示する(人類防衛史アーカイブ第七展示区は、機械生命体による初期侵攻と大陸喪失の経緯を展示している。)
- → 深層記録 — 深層記録を含む(人類防衛史アーカイブの通常展示ではなく、奥に閉じられていた深層記録が開示された。)
- ← 旧線路下保存層 — 特定照会にのみ反応(旧線路下保存層は行政支援サテライトの通常照会には応答せず、人類防衛史アーカイブの深層記録照会にのみ反応した。)
- ← 秋葉原第七層 — 含む(秋葉原第七層西側区画に、人類防衛史アーカイブの対機械生命体戦史展示がある。)
変遷
- 第2話で案内端末の説明と看板により存在が示された。主人公は機械生命体の名に反応し、この展示へ向かう意思を示す。
- 第8話で深層記録を開示し、旧線路下保存層からの呼び返し信号を検出した。
入層ゲート
場所秋葉原第七層へ入るための入口設備。市民権、滞在許可、作業区画通行可否などを自動認証する。クオには種別不明の臨時滞在許可が発行された。秋葉原第七層の入口施設である。
別名: 第七層ゲート / 関所 / 入層用の光門 / 入口設備
関係
- ← 秋葉原第七層 — 含む(秋葉原第七層の入口として入層ゲートが存在する。)
北太平洋防衛線
場所西暦2300年の地球で言及された防衛線。第3話ではルミナが『大規模交戦の公式発表はない』と広報し、中央通りの市民たちが安堵した。
変遷
- 第3話で初言及。ルミナの定時慰撫投影終了時に公式発表が流れ、戦争が日常に食い込んでいることを示した。
日本
場所旧秋葉原地下・都市網実験区画
場所二一九〇年代の旧秋葉原地下に存在した都市網実験区画。オルフェウス・プロトコルの深層記録に登場し、侵食波形の再現、都市網隔離、被験者群の同期歌唱、祈祷語・民謡・個人名呼称の投入実験が行われた。
別名: 都市網実験区画 / 旧秋葉原地下
関係
- ← オルフェウス・プロトコル — 実施場所(オルフェウス・プロトコルは旧秋葉原地下・都市網実験区画で行われた。)
変遷
- 第8話で、オルフェウス・プロトコルの実施場所として示された。
旧線路下保存層
場所旧秋葉原駅周辺の鉄道高架遺構に連なる保存層。第10話では、クオの前世記憶を使った相互記憶判定に対し、保存層由来の応答が作話を避ける反応を示した。『歌を連れてくるな』という表示により、保存層への接近と公共慰撫投影人格の同行に新たな懸念が生じた。
別名: 旧線路下 / 保存層
関係
- → 人類防衛史アーカイブ — 特定照会にのみ反応(旧線路下保存層は行政支援サテライトの通常照会には応答せず、人類防衛史アーカイブの深層記録照会にのみ反応した。)
変遷
- 第6話終盤で表示に出た。次の調査対象候補の一つ。
- 第8話で呼び返し信号の発信源として浮上した。
- 第10話で、クオの相互記憶判定に対する応答源として再び反応し、『歌を連れてくるな』という新たな警告または誘導を示した。
旧電子部品市
場所秋葉原第七層の中央通りから外れた市場区域。部品、基板、線材などが並び、職人の気配が残る場所。第4話ではその一部で通信遅延が発生していると表示された。
別名: 旧部品市
関係
- → 一部通信遅延 — 影響を受ける(東側旧部品市では一部通信遅延が発生していると店内表示に出た。)
- ← 第七層共同食堂・アキバ炊事場 — 所在(アキバ炊事場は中央通りから二本奥、旧部品市側にある。)
変遷
- 第4話で支援食堂へ向かう道中に描写された。中央通りよりも職人や部品市場の気配が強い。
秋葉原第七層
場所西暦2300年の日本・東京湾岸防衛圏に属する多層都市区域。旧秋葉原一帯を基盤とした一層から九層までの垂直都市の第七層。第2話では入層ゲート、中央通り、商業区画、戦史展示などが示された。
関係
- ← 主人公 — arrives_at
- ← 日本 — contains
- → 人類防衛史アーカイブ — 含む(秋葉原第七層西側区画に、人類防衛史アーカイブの対機械生命体戦史展示がある。)
- → 入層ゲート — 含む(秋葉原第七層の入口として入層ゲートが存在する。)
変遷
- 主人公が転生後に目覚め、第一話のラストで困惑する場所。
- 第2話で主人公が入層ゲートを通過し、内部の商業区画、定時投影ライブ、対機械生命体戦史展示の存在を知った。
第七層共同食堂・アキバ炊事場
場所秋葉原第七層、旧部品市側にある共同食堂。臨時滞在者支援に対応し、合成食材・天然出汁・旧式調理を併用する。未登録者や避難者、記録外市民にも食事を提供し、後日の労働や納付で相殺できる。
別名: アキバ炊事場 / 支援食堂
関係
- → 旧電子部品市 — 所在(アキバ炊事場は中央通りから二本奥、旧部品市側にある。)
変遷
- 第4話の主舞台。主人公が初めてこの世界の食事を口にし、中央通りと旧部品市の小さな通信異常について知る。
行政支援窓口
場所秋葉原第七層の高架下付近にある行政支援窓口。未登録者、臨時滞在者、避難者、記録不一致者に対応する半透明の区画で、第6話では行政支援人格ナギサが主人公の保護付き仮登録を担当した。
別名: 行政支援サテライト / 行政窓口 / 支援窓口 / 秋葉原第七層行政支援サテライト
関係
- ← ナギサ — 稼働場所(ナギサは秋葉原第七層行政支援窓口で未登録者・臨時滞在者等への行政支援を行う。)
変遷
- 第5話で、未登録の主人公が何かを見つけても証言や通報に制限があるため、行政登録が必要だと説明された。
- 第6話で実地訪問。主人公はここでクオとして保護付き仮登録を受けた。
アイテム1
支援食のラーメン
アイテム第七層共同食堂・アキバ炊事場でクオに提供された未登録者向け支援食。旧秋葉原の周辺文化を引き継いだ麺料理で、初回支援用に低刺激に調整されている。
別名: ラーメン / 低刺激版ラーメン
勢力2
前世の対立勢力
勢力機械生命体
勢力宇宙から現れ、アメリカ大陸とユーラシア大陸を支配下に置いた機械の生命体。第8話では、侵食波形で都市網を乱すだけでなく、人間の歌・祈り・名前・慰撫投影系を学習し、避難誘導や生存者応答を混乱させたことが深層記録で判明した。人間を人間として見ない敵でありながら、人間の呼び方だけを覚えたことが脅威として示された。
別名: 星の海から来た機械の魔物
関係
- ← 主人公 — 敵として理解を深める[敵対](第34話でクオは、機械生命体が月面基地・軌道上拠点・衛星群を侵攻入口にし、認証系と生命維持系を撹乱して人間を救助対象から外す恐怖を理解した。これにより、機械生命体への敵意と怒りをさらに深めた。)
- ← 人類防衛史アーカイブ — 展示する(人類防衛史アーカイブ第七展示区は、機械生命体による初期侵攻と大陸喪失の経緯を展示している。)
- → オルフェウス・プロトコル — 逆学習した[対立](機械生命体はオルフェウス・プロトコルの同期行動を逆に学習し、名前の呼び方や慰撫投影系を悪用した。)
変遷
- 女神の説明によって、2300年地球における重要な存在として語られる。
- 第2話で、対機械生命体戦史展示の存在を通じて主人公が改めて意識した敵勢力。
- 第8話で、機械生命体が人間の名前や慰撫を学習して悪用したことが判明した。
用語21
オルフェウス・プロトコル
用語歌、祈り、名前、弔いなど、人間同士が同じ意味を同じ対象へ向ける同期行動によって、敵性侵食波形を逸脱させることを狙った隔離再現実験。成功後、再現波形が名前や慰撫投影を学習したため凍結された。
別名: 非機械的同期行動による侵食抑制実験
関係
- → 侵食波形 — 一時抑制した[友好](歌、祈り、個人名呼称などの同期行動により、侵食波形は一時的に逸脱し、都市網応答が十一分二十二秒保持された。)
- → 公共慰撫投影人格 — 再設計へつながった(オルフェウス・プロトコル凍結後、慰撫投影人格群は再設計され、防衛系統への直接接続は禁止された。)
- → 旧秋葉原地下・都市網実験区画 — 実施場所(オルフェウス・プロトコルは旧秋葉原地下・都市網実験区画で行われた。)
- ← 機械生命体 — 逆学習した[対立](機械生命体はオルフェウス・プロトコルの同期行動を逆に学習し、名前の呼び方や慰撫投影系を悪用した。)
- ← 深層記録 — 記録する(深層記録には、オルフェウス・プロトコルの成功、事故、凍結の記録が含まれていた。)
変遷
- 第8話で、成功と事故の双方を持つ研究として開示された。
一部通信遅延
用語東側旧部品市で発生している小規模な通信異常。中央通りの軽度通信干渉と並んで店内表示に出た。市民活動に支障なしとされるが、ミトラは最近こうした小さな異常が増えていると語る。
別名: 旧部品市の通信遅延 / 通信遅延
関係
- ← 旧電子部品市 — 影響を受ける(東側旧部品市では一部通信遅延が発生していると店内表示に出た。)
変遷
- 第4話終盤で店内表示に現れた異常。次の行動分岐の焦点のひとつ。
人類防衛兵器体系
用語機械生命体への抵抗に用いられた人類側の兵器体系。第7話では、クオの視点から空の騎兵、鉄の獣、動く砦、外骨格の兵士、海上要塞、山脈の光の網として理解された。案内端末は無人制空機、成層圏迎撃翼、自己分裂型迎撃群、重装甲車両、外骨格歩兵などと説明した。
別名: 人類側兵器 / 防衛兵器体系
人類防衛兵器体系は、機械生命体へ抵抗するために人類が運用していた兵器・防衛機構の総称。
第7話では、クオの知識に合わせて、空の騎兵、鉄の獣、動く砦、外骨格の兵士、浮かぶ城、山脈の光の網として描写された。案内端末はそれらを無人制空機、成層圏迎撃翼、自己分裂型迎撃群、重装甲車両、外骨格歩兵、海上要塞などと説明した。
人類は弱かったわけではない。しかし認証侵食によって、補給、識別、射撃承認、退避経路などの都市基盤が乱され、防衛体系は本来の力を発揮しにくくなった。
関係
- ← 人類防衛史アーカイブ — 展示する(第七展示区は、人類が用いた防衛兵器体系と、それが認証侵食で機能不全へ追い込まれる過程を展示した。)
侵食波形
用語機械生命体が都市網や認証系へ混ぜる干渉の波形。第8話では、歌・祈り・個人名呼称などの人間群同期により一時的に逸脱させられること、しかし敵がその同期行動を逆に学習し、名前や慰撫投影系へ干渉したことが判明した。クオはこの波形を、自分の世界の結界に針を刺された乱れ、さらに名前や合言葉への意味応答遅延に近いものとして理解する。
別名: 機械生命体の侵食波形 / 認証侵食の波形
関係
- ← オルフェウス・プロトコル — 一時抑制した[友好](歌、祈り、個人名呼称などの同期行動により、侵食波形は一時的に逸脱し、都市網応答が十一分二十二秒保持された。)
- → 魔力様反応 — 魔力様反応と照合する(侵食波形は、クオの魔力様反応と照合されている。)
変遷
- 第8話で、侵食波形が歌や名前によって一時抑制され、同時に敵へ学習された記録が示された。
保護付き仮登録
用語通常の臨時滞在者として扱えない者に付与される一時的な行政登録。主人公は仮登録名クオとして七十二時間有効の保護付き仮登録を受け、通報権限低、第七層一般と旧部品市外縁までの移動権限、同行端末義務を付与された。
別名: 仮登録 / 保護付き登録
変遷
- 第6話で主人公が取得。未登録者の独り言ではなく、保護付き仮登録者の申告として扱われるようになった。
公共慰撫投影人格
用語秋葉原第七層で運用される公共人格の一種。第8話では、オルフェウス・プロトコル凍結後に慰撫投影人格群が再設計され、歌唱・祈祷・個人名呼称を防衛系統へ直接接続する実験は禁止されたが、災害時・慰霊時・避難時の公共慰撫は継続されたことが判明した。
別名: 慰撫投影人格
関係
- ← オルフェウス・プロトコル — 再設計へつながった(オルフェウス・プロトコル凍結後、慰撫投影人格群は再設計され、防衛系統への直接接続は禁止された。)
- ← 幻影の歌姫 — 公共慰撫投影人格に属する(ルミナは公共慰撫投影人格の系譜に属する。)
変遷
- 第3話でルミナの正体として説明された。
- 第8話で、ルミナの系譜と公共慰撫投影人格の危うさ・必要性が明らかになる。
呼び返し信号
用語深層記録照合中に旧線路下保存層から返った、過去事故記録に一致しない現在時刻の応答。第10話ではクオの前世の合言葉に対して続きを作らず『返さない』と示し、ミトラを混ぜた偽記憶質問にも『その名は、新しい』と返した。さらに『歌を連れてくるな』と示したが、警告か罠かは未判定。
別名: 旧線路下保存層からの返事 / クオの名を呼び返す信号 / 返声
変遷
- 第8話終盤で検出され、次話の行動動機になる。
局所的な認証遅延
用語第5話終盤で食堂内表示に出た異常。東側旧部品市の一部通信遅延に加え、局所的に認証処理が遅れていることを示す。公式表示は市民活動に支障なしだが、案内端末自身は注意が必要と判断した。
別名: 認証遅延
変遷
- 第5話終盤で発生し、次に動くきっかけになった。
展示内支援規格
用語人類防衛史アーカイブのような心理負荷を伴う展示施設で、公共人格が来館者を支えるための投影規格。人間大投影、視線誘導、歩行補助、心理負荷低減、触覚支持場の限定展開を含む。
別名: 展示支援規格 / 人間大投影規格
展示内支援規格は、心理負荷の高い展示を閲覧する来館者を支えるための投影規格。
第7話では、人類防衛史アーカイブに入る際、ルミナの投影がこの規格へ切り替わった。小型投影ではなく人間大の姿となり、必要に応じて触覚支持場を使える。
クオにとっては、未来技術が『隣に立つ人』と『手を繋ぐ』という古い支え方に使われる場面となった。
関係
- → 触覚支持場 — 使用する(展示内支援規格には、来館者の心理負荷を支えるための触覚支持場が含まれる。)
変遷
- 第7話で、ルミナがこの規格により人間大投影へ切り替わった。
沈黙一致反応
用語第10話でナギサが暫定分類した返声反応。クオの前世記憶に対して、返声が少なくとも二度、続きを作ることや偽記憶へ食いつくことを避けた状態を指す。記憶による反応か、高度な推論か、敵性学習かは未判定。
関係
- ← ナギサ — 暫定分類する(ナギサは相互記憶判定の結果を成立とも不成立ともせず、沈黙一致反応と暫定分類した。)
変遷
- 第10話で初めて示された暫定分類。返声が沈黙すべき場面で作話を避けたことを記録するための分類名。
深層記録
用語人類防衛史アーカイブの通常展示では開示されない記録群。第8話では、日本本土侵攻ではなく旧秋葉原地下・都市網実験区画での隔離再現実験として、オルフェウス・プロトコルの成功・事故・凍結と、返声事故の危険性を示した。
別名: 閉じられた記録 / 深層記録照合
関係
- ← 人類防衛史アーカイブ — 深層記録を含む(人類防衛史アーカイブの通常展示ではなく、奥に閉じられていた深層記録が開示された。)
- → オルフェウス・プロトコル — 記録する(深層記録には、オルフェウス・プロトコルの成功、事故、凍結の記録が含まれていた。)
変遷
- 第8話で深層記録が開示され、オルフェウス・プロトコルと返声事故の中核が明かされた。
現在発信源判定
用語返声が過去記録の再生ではなく、現在時刻の発信源から来ているかを確認する判定。第9話で初登場した返声判定の第二層。
変遷
- 第9話で、旧線路下保存層第三退避記録庫周辺から現在時刻の応答が継続していることを確認した。
相互記憶判定
用語応答者が本来知り得る記憶を持つか、沈黙すべき場所で沈黙できるかを確認する返声判定の第三層。第10話ではクオが、前世の『返してはいけない』合言葉と、ミトラの名を混ぜた偽記憶質問を使って試行した。応答は作話を避けたが、記憶か推論か敵性学習かは判別できなかった。
変遷
- 第9話では応答内容がまだクオの名だけで不足しており、相互記憶判定は未成立だった。
触覚支持場
用語公共慰撫投影人格などの投影位置に合わせて、空気と微細力場で触れているような抵抗を返す展示内支援機能。第7話では人間大投影となったルミナがこの機能を使い、心理負荷を受けたクオと手を繋いだ。
別名: 触覚支援 / 限定触覚場 / 慰撫規格の手
触覚支持場は、投影人格の位置に合わせて局所的な抵抗を返す支援機能。
第7話では、人類防衛史アーカイブの展示内支援規格として説明された。ルミナは人間大投影へ切り替わった後、心理負荷を受けたクオに触覚支持場の使用を提案する。
クオが手を取ると、実体ではないにもかかわらず指先に抵抗が返り、彼はそれを『手』として認識した。
関係
- ← 展示内支援規格 — 使用する(展示内支援規格には、来館者の心理負荷を支えるための触覚支持場が含まれる。)
変遷
- 第7話でルミナが人間大投影へ切り替わった後、クオの心理負荷を支えるために使用された。
記録一致判定
用語返声が過去事故記録や大陸喪失ログの既存音声と一致するかを確認する判定。第9話で初登場した返声判定の第一層。
変遷
- 第9話で、クオの名が過去事故記録・大陸喪失ログ・秋葉原市民記録に一致しないことを確認した。
認証侵食
用語軽度通信干渉
用語返声判定
用語呼び返された声が記録再生か、現在時刻の応答か、相互記憶を持つかを確認する三層の判定手順。第10話では第三層の相互記憶判定が実際に試行され、返声は作話を避ける沈黙一致反応を示したが、正体確定には至らなかった。
変遷
- 第9話で、返声を見分ける三層の判定手順として説明された。
- 第10話で、第三層の相互記憶判定が実行され、沈黙一致反応という暫定結果に進んだ。
魔力様反応
用語クオの生体情報に検出された、既存分類にない微弱な連続反応。第8話では深層記録照合に追加され、侵食波形との一致率は算出不能のまま、旧線路下保存層からの呼び返し信号を誘発する要素になった可能性が示された。クオの前世で起きた名前・祈り・合言葉への意味応答遅延とも関連づけられた。
別名: 旧研究分類の魔力様反応
関係
変遷
- 第6話でナギサの照合時に表示され、主人公の異世界性と情報の流れへの干渉可能性を補強した。
- 第8話で、クオの前世の異変と深層記録照合が結びつき、呼び返し信号の発生へつながった。
魔法剣士
用語剣と魔法を扱う戦士の職能。主人公は自分を魔法剣士だと語る。
主人公の前世における職能。第一話では、剣が折れても魔力が尽きても立っている間は戦場だという矜持として語られる。
変遷
- 主人公が自らを魔法剣士だと語る。
魔法剣術
用語世界ルール4
祝福
世界ルール臨時滞在許可
世界ルール入層ゲートが主人公に発行した種別不明の通行許可。通常は存在しない許可種別で、女神の『幸運を少し』が作用した可能性が示唆される。
別名: 例外処理 / 種別不明の許可
変遷
- 第2話で、身分証・市民登録・来訪予約のない主人公に対して入層ゲートが発行した。
言語理解の祝福
世界ルール都市網
世界ルール第七層における通信、投影、案内、決済、警戒網、配送、医療、避難誘導を支える分散型の都市基盤。ひとつが止まっても全体が即停止しないよう冗長化されている。
別名: 都市インフラ / 第七層都市網
関係
- ← 軽度通信干渉 — 乱す[警戒](通信干渉は、都市網の一部に短い遅れや意味のない反復信号を混ぜる。)
変遷
- 第5話でルミナが説明した。主人公は城の伝令網や狼煙台に喩えて理解した。